勝手気ままに漫画を語ろう!忘れちゃってた古〜いのやら、昨日たまたま観たのやら。

ふと思い出して語りたくなったあの漫画。細かい事忘れてても気にしないで書いちゃってます。のんびり書けるときだけなので、更新は疎らです。気長にお付き合い下さいね。

宇宙戦艦ヤマト2202……いや、すいません。言うまいと思ったんだけど、吐き出しとかないと先へ進めない気がして。勝手に地団駄踏んでるけど、ご容赦下さい。(最終章は観てないから、ネタバレ要素は無し)

まだ、観てないよ、第7章。
ここまで一度も劇場には行ってないし。
今、放送されてるのを、毎週ちゃんとは観てるけどね。

うちの辺りでは放送が金曜日の深夜、25時23分から。凄い中途半端な時間。
25時から別チャンネルでジョジョを観てるんだけど、いっつも良いところでヤマトに変えなくてはならない。
最初の頃はホイホイとチャンネル変えてたけど、
実は最近
もう、このままジョジョ観てよっかな〜と、
ふと思う。

今のジョジョのOP、すごく好きだな〜。
音楽といい、ビジュアルといい、演出といい、あの漫画の雰囲気にバッチグーだ!

最近のアニメのOP、凄い。
コンテを切ってる方のセンスが、とにかく凄い!

いぬやしき」。
どこをどう押せばあんなインスピレーション溢れるコンテがきれるんだろ。

BORUTO」のOPにも毎回注目してる。
今のより、2つくらい前のヤツが好きだけど。

どろろ」のOPなんてもう、唖然と眺めるだけ。

そう思うと、ヤマトなあ………。

まあね、
ヤマトは昔っからあんなOPだったよ。旧作のイメージを大切に踏襲してるって言われりゃ黙るしかないけど、
そんなご意見を逆に捻じ伏せる、センスとインスピレーションのカタマリなOP、あっても良くない?

ヤマトのOPには人物が登場しない。
繰り返しになるけど、それは今に始まったことじゃない。
でも、今回は、特に、
本編を象徴してるように見えるのは気のせいか?

宇宙戦艦ヤマト2202。

「人」がいないんだよなあ。

キャラは大量に出てくる。レギュラーキャラはもちろん、新キャラもわんさかだ。

そのキャラが、どいつもこいつも何やってんだか、掘り下げが全くなされてないっ!
誰とは言わないけど、いきなり出てきて過去話や肉親愛みたいなエピソード始められて、
挙句にソッコー退場とか。

今の誰?何?知らんわ、そんな事言われても。

そんなんに尺取られてるせいか、レギュラーキャラの、特にヤマトクルーの影、薄〜〜〜っ!

イミフな、ぽっと出のキャラに構ってる尺があるなら、ヤマトクルーを出せ〜。

例えば、
白色彗星に落ちるヤマトから退艦した時だ。
ヤマトは失われたかも知れず、脱出できなかった仲間も多数。

  なぜ、嘆かないんだ?

ヤマトの姿を認めた時。

  歓喜に狂えよ〜。

で、再びヤマトにもどったんだよね。

  なんでそのシーン、無いの?

残ってた仲間と再会して喜んだり、殴り合ったり、「やっぱりヤマトなんだ!」

そうだよ、ヤマトなんだよっ!って、より一層団結を固くする。

そんな熱い(暑い?笑)シーン、私は欲しい!

だからこそ、最終決戦は、やっぱ
「ヤマト」なんだ!
と、盛り上がっていくはず。
そういう、人間ドラマがあまりにも雑。
雑どころか、無いのだ。
これでは感情移入が全くできない。

え?あったろって?

ああ。
「銀河はどうだった?」とか、エレベーターでの古代君と島君?

銀河に表敬訪問しに行ったわけじゃないっしょ。
二度と会えないと覚悟した船と、仲間だろ。
そんなもんで済ますか?

「人」がいない…ってのは、そういう意味。

言っとくけど、私らヤマトファンは、
ヤマトを観たくて、ヤマトで感動したくて、泣きたくて、
もう、クチ開けるだけ開けて、待ち構えてる鯉だ。
決して反抗的ではなく、とてもわかりやすい、扱いやすいタイプなのだ。

……のはずなのに、なんだ、この餌不足感。

今回、雪って、何してんだ?
指輪突き返したり、飛び降りたり、ケガしたり、記憶戻ったり無くしたり。

古代君を苦しめて足引っ張るだけの存在。
雪は、そんな女性じゃないだろう。

古代君と雪の愛や、沖田艦長への親愛は人間側の愛の象徴のはず。
ズォーダーがせっかく「愛」「愛」と店を広げてきてるのに、お向かいの競合店地球は、愛の出店すらしていない。
だから私はヤマトが早期に波動砲を撃ってしまったことには反対だ。
波動砲を撃たない」は沖田艦長との絆、ヤマトが固辞すべき「愛」の形だ。
撃つことが最終的に

「ヤマトとしての愛の回答だ」

と言えるまで、こらえて欲しかった。

みんなで撃つ。
みんなで背負う。

なに、それ。

私の脳裏に浮かんだのは、運動会のかけっこで、手を繋いでみんなでゴールする姿だ。

時間断層の無双ぶりも
際限なく出る真田さんのびっくりドッキリ兵器も
アホらしいほどの数の艦船も
失笑するほとデカい敵陣も
無茶苦茶な指揮系統も
意味不明の科学理論で一発解決の展開も

それは、いい。
それこそ、何を今更…だ。

「さらば…」と展開が違っても、別に構わない。
話の辻褄が合わないのも、まあ許そう。

でも、今回の、キャラクターの扱いの雑さは、心底残念で、不満で、納得かいかない。

キーマンも桂木もデスラーテレサ
何やってんだか、何したいんだか、恐ろしく中途半端。こんな扱いなら出さない方かいい。
キャラクター無駄遣い。

この後、第7章でどうなるか、まだ知らないから、
随分勝手にボヤいてしまって、申し訳ない。

最後まで観て、
うわ〜っごめんなさい!
…って事になったら、
また記事で、お詫びするから。

お詫び……したい。

いくらでも、する。喜んで!


あと、モヤモヤしてることなんだけど、

地球側のお歴々。
ヤマトのクルーよりも年上だろう藤堂早紀さんを含め、防衛軍の偉そうな壮年層の方々。
皆さんは、3年前のヤマト出発時は、枕を並べて負傷中。よって、登場不能だった。

……て解釈でOKか?

時間断層で人間も育ててた……なんて怖ろしいウラは無いよね。
藤堂早紀が出て来た時に、私はソレを疑った。
重いもの抱えてそうな言動だし、
藤堂長官が他人の子を戦場に送り、自分の子を温存する事は許されないと考えた。
3年前のガミラス戦の時から
「この子がもっと大きければ…!」と、立場上、苦しんだ結果かな…と。

なによりも、いきなり出て来た!
それが一番大きいけどね。

時間断層の工場が無人で動いてるとは思えないから、働いてる人達って、外に出たら老けちゃってるわけよね。
そんな社会的な歪みが長く保つはずないから、いずれは反抗とかストライキとか暴動とか起きるでしょ。地球軍は内部から壊滅よ。
そんなこんなな、時間断層内の人達のエピソードも、あって然るべき。
第7章、そういうの出る?

あ、そ〜言えば、時間断層内って、生身の人間では長居できない…とかだっけ?
理屈はわからんけど。
そもそも、コスモリバースシステムが、さっばりわかってないから。
昔のコスモクリーナーは、わかりやすくてよかったね。ほとんど空気清浄機のイメージだから。
 
どのみち、時間断層は、放棄か廃棄か崩壊だろうね。

スラムダンク……いちおうバスケ経験者だし、せっかくだからバスケの話をしよう。

経験者…といっても、昔々の話。
まだ、スリーポイントシュートが無かった頃だ。

スラムダンクを読んで驚いたのは、ポジションの名前。 

ポイントガード

なに?

ガードとかフォワードとかセンターなんて、カッコいい呼び方、無かった。

うちが弱小の中学校だったから、知らなかった?
でも、私が3年の時に転任してきた新顧問の先生は相当なバスケマンで、私達は一気に強くなった。
そういう先生ですら、そんな名前を使ってなかったから、その頃には無い用語だろう。

ポイントガードに相当する名称は

リードオフマン

センターは

ポストプレイヤー

……と言ってたかなあ。

私のポジション?。

いちおう背が高い方だったから、ゴール下をウロウロ。
目の前でジャンプシュートに入った相手のボールを、上から抑えることができた。

でもねっ!

シュートの際、まだ手を離れていないボールを上から押さえるのは、

ファウルっ!!!


そこで、気になることがある。

スラムダンク

ヤマオーとの試合。

最後に花道が沢北にカマした「返せ」は、

ファウルではないのかっ?!

沢北の手からまだボールは離れていない。
しかも、後ろから、
明らかに、ボールを押さえているのではないか?

いや、すいません。
 
以前これをスラムダンクの大ファンの方に言ったら、凄くイヤそうな顔されたことがある。

あの最高に盛り上がるシーンにケチつけてるわけじゃないから。

ただ、同じようなことをして、
過去に何度もファウル取られて、
挙句退場食らったこともあるもんで、
あれがファウルではないのなら、私の青春のちょこっと悲しい部分を返せ〜〜〜っ!と言いたいだけで…。


いや、話を変えようっ!

花道と言えば、あの脅威的なジャンプ力。

ならば、「ウルトラジャンプ」をご存知か?

あ〜漫画雑誌のことじゃないよ。

藤原栄子 作。
「チビでも選手」!
     (なんか凄いタイトル)

中学生のさつきは快活でお調子者。背が低〜いんだけど、ひょんな事からバスケを始める。
そんな彼女がマスターするのが
ウルトラジャンプ」!

リングの上まで跳び上がり、ボソッとネットに落とすようにシュートを決めるのだ!

元々は転校してきた美少女・赤星さんの得意技。
さつきは赤星さんに頼み込んで、ウルトラジャンプの特訓を受ける。

円の中心に立ち、周りから一斉にボールを投げる。
「すばやく飛び上がって避けないと……」


バスケのリングの高さは3メートルくらいだったと思う。長身の赤星さんでも多分170センチほど?
さつきに至っては150センチあるか?
それがリングの上まで跳ぶ。
そんな跳躍力が、ボールを避ける特訓で身に付くのだろ〜か。(どんな特訓でもムリだ)

この漫画はスポ根ものではない。
スポーツで世界征服…とか、かなり飛んだコメディタッチ。実は赤星さんはオトコだったりもする。

……にしても、そもそもジャンプ力ってのは、ある程度「持って生まれたもの」ではないだろ〜か。
足の速い子は最初から速い。それと似たものだと思うよ。
文字通り「血で飛ぶ」ってヤツだ。


アタックNO1。

こずえに比べてジャンプ力が劣ると指摘された三条さんが、夜中に練習するシーンがある。
ただひたすら、高い木の枝に向かって跳躍!
手を伸ばして何度も何度も……。

涙ぐましい努力だけど、そんなんではジャンプ力は伸びないよ、きっと。




バレーやバスケの空中戦でモノを言うのは、ジャンプ力ももちろんだけど

耐空力!

河田が言うところの
「あれ?まだいる」
「ズイブン長いこと空中にいるんだな」

って、アレだ。
実際、耐空力が無いとリバウンドなんか取れないし。

では「耐空力」とは実際何なんだろう。
耐空力が存分に発揮されている時、よもや重力の法則が破綻しているわけじゃないよね。
でも確かに、同じようにジャンプしても、
速く落ちてくる人と、フワリと着地する人がいる。
耐空力があるとか無いとか、
その時の物理法則がどうなっているのか、ひじょ〜に興味があるところだ。



バスケの話に戻ろう。

ポジションの呼び方やスリーポイントは変わったけど、変わらないところもある。

スラムダンク中の、
ランニング途中にダッシュしたり、サイドステップでフットワークしたり、ツーメンやスリーメン。
練習のやり方は昔と似たようなものだ。懐かしい。
プレスディフェンスも、教わったのとほとんど同じだし。

走る、跳ぶ、止まる、方向を変える。
これがバッシュの中の足先にかなりな負担をかけるらしくて、足指の爪が紫色になり、何度も剥がれたもんだ。
花道は靴下を履いてなかったようだけど、いや、そりゃ、考えられんわ〜〜。

今でも時々、バスケをやってる夢を見る。
ボールを持ってジャンプしたら、ギリギリでもリングに届きそうになる。そこで、なんとかボールをねじ込んでシュートを決める夢だ。

スラムダンク……を見て思い出した「上履き」について。本編とはあまり、いや、全然関係ない話になってるから、期待して読んで下さった方、ごめんなさい。。

スラムダンクを読んでいて、イラんところに目が留まり、どうしても話をしたくなった。

目に留まったのは、花道の足元。

上履き。

ツッパリ風の彼らでも、学校内ではちゃんと履くんだ、上履き。
あの真っ白でゴムの付いた靴は、カッコつけてる面々には似合わない。というか、上はバリバリツッパリでも、視線を落とすと上履きだ。これはなんか、かわいい。

いや、

そんな話がしたいのではないな。

声を大にして言いたいのは
 
私は学生時代通して、
上履きなんて履いたことないっ!

だ。

小学校から高校まで、
校内は
「土足」。

うちの学校だけではない。部活の試合や文化祭とかで他校に行ったことも多々あるけど、知る限りではどこも全て「土足」だった。
テレビや漫画で見るような上履きや靴箱、教室のロッカーなんてのは、私立で新しくて、俗に言う「ええとこの学校」だけだと思っていた。私くらいの年代や、古めの公立校出身者は全国どこでもみんな「土足」だと疑いすらしていなかった。

違うのっ?

中年を迎える頃になって、初めて知った。
これはかなり珍しいとか。

私は神戸出身だ。
ネットによると、この「学校内土足文化」は神戸に特化していて、全国でも特異な事らしい。

小学校の床は板張りだった。ここにタールのようなベタベタした油を塗っていた。

油引き(あぶらびき)

という。
汚れや埃を吸着させて巻き上げないため…と聞いている。だからしばらく経つと剥がして塗り直す。この「剥がす」のは児童の仕事だ。

数ヶ月に一度。
土曜日の授業が終わった後、金属のヘラを使い、床に這いつくばって厚くなった油をこそげ取るのだ。
それから机と椅子を教室の後ろに寄せ、なるべくコンパクトに積み上げる。
そうしておくと日曜日に業者が来て油を引き、月曜に学校に行くと床はテカテカ、油臭ムンムンなわけだ。
油は当然、触ると付く。ただでさえ汚れるのに、油引きたての廊下で転ぼうものなら、
そら、もう……。
今ならお母さんが学校に怒鳴り込みそうな事態だけど、当時は友人の笑いが取れる以上の事は起こらない。たまに油の臭いに気持ち悪くなる子がいるけど、同様ね。

あの油、成分何だろ。子供の健康にどう?なんて、問題にする時代じゃないか。

今でもあの臭いは、はっきりと覚えている。

中学校の床はコンクリ打ちっぱなしか、つるつるの床材。あれはかなり冷えたな〜。

ちなみにさあ。

上履きがないってことは、朝、家を出る時に履いてるモノでその日1日過ごすってことだから。

長靴を履いていけば、

1日中、学校内どこでも長靴だ〜!

例えば天気が回復して、体育の授業が校庭で可能になったとする。

長靴でやるんだからね、体育。

逆に体育の授業中に雨が降ってきて、靴が雨と泥でぐちゃぐちゃになったとする。

その後の授業とか、給食の時間も、そのぐちゃぐちゃの靴のままよ。
その割りに、廊下や教室の床は皆さんが懸念するほどには汚れてない。校舎に入る前に足拭きマットで執拗にゴシゴシする習慣がついているのだ。

さらに言うとね。

小学校の時は、

体育の授業がある日は

体操着で登校した!

学校で着替えたり?無い無い!

とにかく、朝、家を出る時の格好で、服も靴も、1日中それで過ごすのっ。

だから、万一、体操着がドロドロになってもそのまんま。雨上がりの校庭で体育館座りなんかして、お尻が泥で茶色く湿っても、教室の椅子にそのまま座る。パンツまで泥汚れが染み込んで洗濯しても落ちないと、母ちゃんがボヤいてたっけね〜。

一体いつの時代だ?戦前か?って?

昭和の後半だ。
着替えの件がどうなってるかはわからないけど、
今だに神戸の学校は、圧倒的に「土足」らしいから。

あ、

中学からは着替えるよ。通学は制服だもんね。

よく考えると、花道みたいに学校では上履き。通学は革靴。…なんてことになると、

通学の 革靴
校内の 上履き
校庭での運動に 運動靴
体育館では 体育館シューズ

なんと、4足も必要だってこと?
しかも花道みたいにバスケしてたら、さらにバッシュだ。
これは、親も出費が大変だよね。

その点、私。

通学の 運動靴 校庭での運動兼用
体育館での 体育館シューズ

以上っ!

私もバスケをしていたから、バッシュを体育館シューズに兼用していた。

なんて、親孝行〜。

それにそんなにいろいろな靴を、授業に合わせて持っていくのは、カバンが大変じゃない?

え?

ロッカー?



なに、それ。

約束のネバーランド……展開を超無責任に予想。本当に超無責任だから、笑って流せる方だけでお願いします。

夜、布団の中で、「約束のネバーランド」の結末をあれこれ考えていたら、

眠れなかった……。

結論の出ない妄想は、無限のループだわ。

でも、せっかくいくつか考えたんで、覚書的にメモっとこう。

そんな程度の話なので、さらっと。



●もうひとつの約束。

それは

七つの壁に辿り着いた者がいれば、
それが人でも鬼でも、
その者の願いは
必ず叶えること。 

●鬼の発生について、ノーマンは嘘をついている。

人を、それも質のいい人を食べないと、鬼の形態は劣化するとか。
エマが潜入した鬼の街では、質の良くない人を食べているらしき鬼達がいたけど、特に知能が下ってる様子がない。食べてる期間の長さが問題だとしたら、ソンジュはどうだ?
彼が最後に人を食べたのは相当前な気がする。彼はその後、どうやって形態を維持しているんだろう。単に宗教の力とは思えないし、万一それが可能としたら、凄い宗教。
そしてノーマンはエマ達がソンジュに会ったことを知らない。
レイがその矛盾に気付き、ノーマンを追及。そしてノーマンに違和感をおぼえる。
ノーマンと袂を分かつのはレイ。なぜなら、エマにはノーマンを疑うことなどできないから。

レイはとにかく七つの壁に行こうとエマに言う。そしてノーマンには自分達が壁から戻るまで、鬼との決戦は待てと約束させる。
……が、確信犯か不可抗力か。
ノーマンはその約束をやぶってしまうのだあ〜〜!


どう?

どう?って言われても……よね(笑)。

布団の中での妄想です。

はるかなる風と光……「約束のネバーランド」のエマ続きで思い出したから。

確か、話は島に響き渡る人々の歓喜の声で始まる。
彼らが唱えてるのは

「クイネマ」。

讃えているのはひとりの少女。

そして解説が入り、時間が戻る形で物語は始まる。

クイネマ。
クイーン・エマ、だ。

場所は南太平洋のちいさな島。たしか、キング島。とても英語圏とは思えないけど、時はヨーロッパの植民地化政策真っ只中。クイーンと称されるのは気分複雑じゃないか?。
「クイネマ」は「クイーン エマ」が縮まったのかとずっと思ってて、連載当初からヘンな略称だと半分白い目だったけど、ここへ来て、ちょこっと待て!

これは現地語?

あっ、そうだ、絶対そう。(だと思おう!)

いや〜、オトナになると多少はその辺、思い当たる門戸が広くなる!。



「はるかなる風と光」は、超ざっくり言うと、

南太平洋の小島でイギリス商人と島の族長の娘の間に生まれたエマが、
これからの教育を受けるためにイギリスへ渡り、
差別と迫害の末フランスに逃れてナポレオンと巡り会い、
彼の協力を取り付けて島の発展を目指すが、
イギリスが植民地支配しようと乗り込んできて、島を焼け野原にしてしまうものの、
その干渉をはねのけて再興を誓う。

そんな話だ。

あるインタビュー記事で美内すずえ先生は、
尊敬する人物は「ナポレオン」と答えていた。
と、いうより、美内先生のナポレオン好きは、ファンの間では周知の事。
この漫画の中にナポレオンが登場した時は、

きた〜〜〜〜っ!

と、思った。

その役割たるや。

美内先生はこの漫画でエマを描くのではなく、
ナポレオンを描きたかったから、この漫画を始めたのではないかな。

タイトルの「はるかなる風」や「光」も、ナポレオンがエマに寄せた言葉から来ているしね。

一番記憶に残るのは、ナポレオンがエマに課した「テスト」だ。

差別と迫害からフランスへ逃れたエマは、イギリスのスパイの疑いをかけられ、ナポレオンの行軍の前に引きずり出される。
フランスに来て日も浅く、フランス語を聞き取って理解はできても話すとバレるし、フランス語を読んだり書いたりはムリ。
口がきけないフリをするものの、ナポレオンは弁明をその足元の雪の上に書け、と言う。
ハラを括ったエマは自らの潔白を英語で雪に書き、拙いフランス語で訴えかける。その姿に何かを見たのか、ナポレオンはエマに目をかけ、彼女の訴えを聞き入れる。そして、ある「テスト」に合格できれば、故郷の島の発展を援助すると約束するのた。

その「テスト」とは。

 牢獄のような部屋で、1週間だか10日だか😰過ごす。それだけ。

さて、その牢獄に入ってみたら…。

宮殿の部屋のように豪華で贅沢!何着ものドレスやらゲームやら。
エマ曰く。
何日だって居られるわ〜〜〜!

テーブルの上には1冊の本。
フランス語…読めないわ! ポイッ。

ひとしきり遊んだエマはベッドの中で思う。

島のみんなはどうしている。
みんなに会いたい。
みんなを豊かに、幸せにするにはどうしたらいい。
ああ…知識が欲しい…!

……本……だ?。

そうだ、なぜ気付かなかったんだ。
何が書いてある?知りたい!

テーブルの上のフランス語の本。牢獄の外にいる番兵を叩き起こし、本を読み上げてもらうのだ。

そして規定の日が過ぎて。

再び会ったナポレオンはエマに質問を浴びせかける。

ナントカ国の主要産物は?
ナントカを産出する主な国はどこか?
モロモロ……

必死についていくエマ。
つまりそれは、すべてあの本に書いてあったこと。

「よろしいっ!」

エマは合格した。
側近のおじいちゃんか言う。

「閣下はあの部屋でお前が何を選ぶか、見たかったのだ。着飾って遊ぶか、苦労しても知識を求めるか。
閣下も若い頃はたいそう本を読まれたものだ」

😰だから、多少言葉は違うだろうけど、そういうような事だ。

どっちかって言うと、ずっと本を読まされ続けた番兵さんにも褒美をあげてよね。
まあでも、最初は嫌がる番兵を味方につけてしまうエマの人柄も、テストのうちだったのかもね。

質問をするナポレオンは、とにかくシブい!
特に関心も無いように忙し気に歩きながら、背中越しに話す。
ホントは気になってた?
合格を認めた後の表情はわからないけど、きっと、口角はあがってたよね。

ここらへんの書き方、ナポレオン愛を感じる〜。

漫画は確か、イギリス軍に焼き払われたカカオ畑で新芽が芽吹いているのを見つけ、再興を誓う辺りで終わる。
ナポレオンの最期についてはふれてなかったと思う😰。

大恩人のナポレオンが、流刑地で死を待つばかりと知ったら、エマはどうしたろう。

彼を助けに行ったり……

しないか〜〜!

そんな続編や、歴史は、

無い!

でも、ひょっとしたら、並々ならぬ行動力の彼女だ。こっそりナポレオンを助け出して、キング島に迎えたりして……

ないかな、美内先生〜。

豊かなカカオ畑越しの夕陽見つめる、ナポレオンとエマ。

誰も知らない歴史!
まるで、義経・チンギスカン伝説!




昔々、宝塚歌劇で観たなあ。

「この恋は雲の涯まで」。

義経が北海道から大陸へ渡りチンギスカンになる、おなじみの歴史ロマン。
船に同乗した静御前が、荒れる海を沈めるために身を投げる。その死んだと思った静が大陸の漁師に引き揚げられ、そのまま奴隷となって義経と再会する、ちょっとショッキングな展開だ。
彼女の名前は「カン」。女奴隷の中ではアネゴ的存在。身を売る女に堕ちたことや、その運命を語るセリフが子供の私には生々しかった。
カンは結局自害するんだけど、「チンギスカン」の名前はその「カン」から取ったとされている。
 だからこの歌劇は
チンギスハーン ではなく
チンギスカン で語られている。

主演は、甲にしきと大原ますみ。

宝塚はそれなりに通った。
時代はベルばらよりも少し前の頃だ。

ちなみにご贔屓のトップスターは

郷ちぐさ。
チャッチーだ!


この恋は雲の涯てまでを観た帰り道、親に言った。

あれ、ホンマなん?

答えは

アホか!

「約束のネバーランド」を没読みしてて、アタマの中が中が只今真っ白。

古い漫画の思い出し話をする場なんだけど、とにかくここ10日ばかりはどっぷりと

約束のネバーランド」。

アニメをちらっと観て、なんか気になって、ちょこっとウィキを読んでみて。

なんか…どころじゃない。
めちゃめちゃ話が気になるやん〜!
…と、読み始めてしまった。
ネタバレ記事をだ!

はい。
すいません。
本誌を買いもせず、ネットのネタバレやら考察記事やらで済ませてしまう困った輩。
それが、私です。

…というか、苦しい言い訳させてもらうと、漫画で読むより文字で読む方か好きなのもので…。
さらに私は「飲み込み」がひじょ〜に悪い。
話の展開やウラや意味になかなかついて行けない。
映画を観ていて連れに
「ねえ、今の何?」とか「なんでそうなるの?」とか聞きまくる面倒くさいヤツなのだ。
だから近年、映画はネタバレを読んでから行く事にしている。

つまんね〜!

と言われても、いや。
私にはそれくらいがちょうど良くて、それで十分楽しめちゃうから良いのだな。話について行こうと必死になる必要が無いから、ゆったり画面を観ていられるしね。

で、
約束のネバーランド」を最新の120話まで、ネタバレ解説付の記事をせっせと読んでいたわけだ。

実に聡い子ばかりで驚くけど、それをシラケさせない理由もちゃんと付いている。あんな謎解きは、前述の通り、私にゃ絶対ムリっ。
子供達がみんな素直で良い子ばかりなのがちょっと
…だけど、もしかしたらそれにも何か仕組みがあるんだろうか。
ハウスで、ママひとりで飼育することが前提だから、なるべく素直で大人しい方か扱いやすい。しかも頭が良く育つ可能性のある子を選別していくこと、1000年。
凶暴なオオカミから、このやり方で従順な犬を生み出したらしいから、人間だってイケるだろう。

それにしても、タイトルに「ネバーランド」を持って来た巧みさには身震いがする。

子供だけの国。
決して大人にならない国。
大人になれない国。
大人になれない子供達。なぜなら……。

そんなネーミングセンス抜群な中に「ピーター」という名の人物も登場する。
そりゃ、ネバーランドだもんね、ピーターは必要よ。だけど、コイツ、良からぬ大人のトップだよね、今のところ。
人間界から見たら秩序を守る砦だろうから、いいのか?
とにかく、ネバーランドにおける「ピーター」の名を、深い意味なく付けてるとは思えないので、今後の展開の、大注目ポイントなのだ。

でもね〜実はね〜
ルーカスが、かなりなどんでん返し食らわす曲者だと予想してた。
だってね、腕と足が…って、そりゃ、

フック船長だろっ!
絶対味方なはずがないだろっ。

でも、結局最後までとても泣かせてくれるキャラだったんで、ピーターの件もハズレかな。
そうだ、「スミー」って名前も出てきたよね。話の中だけで、既にヤラれちゃってる扱い?
そんな人物にわざわざ付ける?「スミー」。
ミネルヴァさんの仲間と言うより、フック船長の手下だもんね。

そうこう言い出すと、まだある。

「ミネルヴァ」はローマ神話、知恵の女神の名だ。
もっと言うと、クラッシャージョウの愛機だ(カンケーね~ですね)。
かたや「ラートリー」はインド神話の夜の女神。
夜!
ミネルヴァはなんとなくムリクリでも明るいイメージなので、昼にしてしまおう!

「昼と夜を探せ!」?

あ〜、さすがに考え過ぎな域だけど、疎い私でもいろいろ頑張って謎解きにチャレンジだっ!!




いずれにせよ、再登場したノーマン。
反旗を翻して鬼を全滅させる気満々だけど、きっとエマの目指すところはソコじゃないよね。彼女には鬼との完全な共存の構想があるに違いないから。

エマとノーマンは、袂を分かつと予想。

新たな「約束」がなんなのか、全く??だけどね。


……今ねえ、
ラジオでナントカ豚ってブランド豚のCMが流れた。
「いい飼料で、愛情持って育ててます!」。
う…………。

めっちゃ、複雑な気分……。

私が育った路地の公園の、まさに真横に、鶏の屠殺場があった。ごく普通の町中の、住宅が並んでいる場所に…だ。
子供が遊ぶ遊具の脇を、鶏をたくさん乗せたトラックが、日常的に通る。遊んでいる横で、鶏たちの悲鳴にも似た鳴き声が響く。
時には羽が散らばってたり、真っ赤な水を流して床を洗っているのを目にする。
そこら一体はいつもなんとも言えない臭いが漂っていて、前を通る時は息を詰めたもんだ。

多分今なら、子供の教育に悪いとか、衛生的に問題だとか、臭いや鶏の壮絶な鳴き声に苦情が殺到するよね。まあ、良くも悪くも、昭和の時代はまだそんなもんだった。
鶏肉が食べられなくなる友達はいなかったし、そんな町中にそんな場所があることに、疑問を呈する人もいなかったんだと思う。





「エマ」って聞いて、最初に頭に浮かぶもの、何?

私はやっば

クイネマ。

いや、「クイーン・エマ」ね(笑)。

クイーンエマ!クイーンエマ!
唱えて叫んでるうちに
クイネマ!……に、なる?
かなりムリ。
いらんやろ。
なんでわざわさこんな縮め方したんだろう、美内先生。

何の話かと言うと、

「はるかなる風と光」。

強い遺志と行動力で、故郷である南太平洋の小島の主権を大国から守り抜いた少女の話だよ。

誰もわかってくれない……誰かわかってくれるかな?古い漫画だからな〜。

ネットで検索じてみると、

「だれもわかってくれない」

というタイトルの本が出る。
出るというより、こればっか出る。

他には「誰にもわかってもらえない」という悩み相談だ。

「漫画」という縛りを付けて、「だれ」は漢字で「誰」にしよう。ようやくなんとか見つかる。
これはそんな漫画だ。 

そりゃそうか。半世紀くらいは昔の作品だもんね。

「りぼん」。多分「ビバ・バレーボール」と同時期だと思う。 
武田京子 作。単行本1巻完結。

昔の漫画を考える時に驚くんだけど、
記憶に反して異常に短い!
読んでた時はもっとずっと長い気がしていたのに、これも1巻で完結ぅ?
子供の頃って、読むのが遅いんだろうか。吸収する事が多いから、長く感じるんだろうか。

「誰もわかってくれない」。

暗くてヤなタイトルね〜。
なんでこんなタイトルなんだろう。そういえば主人公の女の子が「誰もわかってくれない〜」と心で叫びながら走るシーンがあった気がする。
でも、全体的に話はそこまで暗くはないと思う。ちょっとタイトルしくじってるんじゃないかな。

主人公はジュンという女の子。多分小学生……?高学年……かな😰
貧しい家庭の子で、目の見えない弟がいる。明るくて真っ直ぐで家族思いの良い子だけど、貧しいということで、クラスではのけものにされがち。
そんなジュンがある時通りかかった大きな家に、裕福そうな家族が越してきた。そこの娘はジュンに気さくに声をかけ、
「私の名前は早瀬奈留美。覚えていてね」と言う。

ん〜〜字は😰だわ。カタカナにしよう。

そしてナルミはジュンのクラスに転校してくる。
お金持ちで可愛くて優しいナルミはみんなの憧れに。そして彼女は越してきて最初に会ったジュンを一番の友人として接し、二人は親友になる。  
貧乏者のくせに…!と、クラスのいじめっ子、五味さんは面白くない。

放課後の掃除中、ナルミはジュンから貰ったペンダントをバケツの水に落としてしまう。長袖のブラウスのまま、水に手を突っ込むナルミ。慌てて袖をめくろうとしたジュンを、ナルミが払いのける。
その血相は尋常ではなかった!

こんな風の話。
文字にしてしまうと、なんともダラダラした大したことも起きない子供の争いか?(笑)
これを読んでた頃は私もナルミやジュンとちょうど同世代だった。
ジュンは貧乏家庭の子供だという設定だけど、この頃の一般家庭って、まぁまぁ、こんなもんだったよ。いつも同じ服着てたり、つぎ当ても普通。
自分の部屋があるような子はいなかったと思う。
だからお金持ちのナルミに、やっぱ憧れたな〜。

手を払いのけられたジュンは、ナルミに嫌われたかと、しょげて弟に顛末を話す。
弟。
これがまた、よくできた素直な良い子で、
「汚れた手でめくろうとしたんだろ?」と屈託なく笑う。
なるほど、ジュンの手の平は黒く汚れていた。

…が、五味さんは納得しなかった。
なぜならナルミは転校してきて以来、いつでも必ず長袖を着ていたからだ。
五味さんはナルミを呼び出し、いきなり彼女の右袖をめくった!

「き、気持ち悪いっ!」

ナルミの右腕には、傷とも瘤ともつかない、醜いアザがあった!

彼女はこのアザがもとで、これが友人にバレる度に転校を繰り返していた。
「一生、毛虫」。
とか言われたらしいよ。子供って残酷だからねえ。

五味さんはこの秘密をタテにジュンとは絶交しろ、友人は自分だとナルミに約束させるわけだ。

なかなか凄い話になってくるよね。
ナルミに裏切られたと絶望したジュンが。ガラスの破片でナルミに切りつけるシーンまである。
切られるのは、ちょうどアザの場所だ。

アザに加え、切り傷痕。ボロボロじゃん。

さすがに細かい展開は😰😰😰だけど、最後はちゃんとハッピーエンド。

アザのコンプレックスを乗り越えたナルミ。
会心した五味さん。
すべてを許したジュン。
3人で遊びに行く電車の中。
ナルミは上着を脱いで、半袖のワンピースを見せて言う。

初めて半袖を着た。今までならこんな勇気はなかった。

そうして右手のアザを見せるんだけど、

ん〜〜?あれ?

最初の頃よりも、アザの描き方が甘くなってた記憶があるよ。ま、いいか。

てな感じの、終わってみればいい話。
昔の漫画では、貧しい家庭の子はとてもいい子だよね。
この漫画で記憶に残ってるのは、

万年筆だ。

ナルミがジュンにペンダントと交換であげるのが万年筆。
そうだ。
仲良しの友達間で、何かを交換し合うのはよくやった。お互いずっと肌見放さず持ってること、そしてそれは2人の秘密だ。
この漫画ではその秘密が五味さんに利用され、ジュンがナルミから盗んだことに。
五味さんにアザの弱みを握られたナルミは、それを肯定してしまうのだ。

万年筆。 

中学に上がる時に買ってもらったりする、ちょっと背伸びした特別なものだ。
スポイトでインクを補充する。カートリッジになってるものもあるけど、補充式の方が、より大人っぽくて憧れだったのだ。

かと言って、大人になって、万年筆。
ってないな。


今思えば、ナルミのアザ。
手術でなんとかできるよね、多分。
お金持ちなんだし、転校と引っ越し繰り返すよりよっぽど現実的だ。
高原由紀の顔の傷だって、綺麗に治った。単純な外傷は手術可能だそうだ。硫酸で組織から壊れた蔵王権太はダメったらしい。 
あの一件以降、「権!」と呼び捨てにしてた由紀が「権太さん」と言い始めたのには引いたっ!
いや、いくらなんでもそこまで…。
       
         「愛と誠」の話です。

ナルミのアザが何故付いたのかは、本編には出て来なかったな。
あと、「五味」って名前。
ジュンが悔し紛れに「五味(ゴミ)、クズ、カス!」と独り言を言うシーンがある。
思うに、このセリフを入れたくて、この名前にしたんじゃないか……(笑)。

単なる語呂合わせだけど、言ったように、子供は残酷だ。
この名前の方が、小学生の頃にこれがモトでいじめられてたりしてたら悲劇。