勝手気ままに漫画を語ろう!忘れちゃってた古〜いのやら、昨日たまたま観たのやら。

ふと思い出して語りたくなったあの漫画。細かい事忘れてても気にしないで書いちゃってます。のんびり書けるときだけなので、更新は疎らです。気長にお付き合い下さいね。

アニメ主題歌の命は「イントロ」だ!私にとっての最高の曲はこれ。今だにこれを超えるものは現れないし、多分これからも現れることはない。

早速だけど、
アニメ主題歌で一番重要なのは、
「イントロ」だと思う。
決して単なる「前奏」であっちゃいけない。
ドカン!と一気にテンションを上げてくれるものであること。
これが私にとっては、絶対必要なトコなのだ。

お叱り覚悟で例を挙げるなら、Zガンダムの「水の星へ愛をこめて」。
これが名曲であることに何の異議も無いけど、イントロについてのみ言うと「前奏」的で物足りない。
曲への導入…と言うより、作品への導入。私がイントロに求めてしまうのはそういうことなのだ。

曲の〆も大事。
イントロに対してアウトロ…なんて言うって聞いたけど、ほんと?
映画「アマデウス」でサリエリも言ってる。
「曲の終わりにはバン!とやらねばいかんのだよ。それが拍手のキッカケなんだ!」
なんか姑息?(笑)
でもね、最後の部分って、一番「ストーリー」的なものを感じるところって気がしない?
歌詞の終わりと共にブチって終わるものも多いけど、実にもったいない!
例えばグレンダイザーやキャシャーンのアウトロって、いい感じに長くて印象に残るよね。また観たくなる。

さらに必要なのは、メインメロディーの後ろに鳴る一瞬の音とか、伴奏とか、特殊音とかだ。
「編曲」ってことなのかな。
その音に気付いたら、次からそこを探してしまう。待ち構えてて聞き取れたら、なんか「やった!」って気になってしまう。
そんな音(曲)あるっしょ。
ゴッドマーズのOPに入ってる「プウゥ〜ン」って特殊音。あれみたいなやつよ。
それを捉えるために息詰めて曲に集中し始めたら、もうハマった証拠だ!

間奏も重要ではあるけど、普通テレビ放送では一番しか使わないから、ここが凝っててもレコード買うまでわからない。

今の時代、幸せな事のひとつ。
ネットの中を探せば古いアニメのOPやEDが、ほぼなんでも動画で観られることだよね。
眠れない時や、不本意な待ち時間でイライラしてる時には、こういう動画を探して聴くと、い〜い感じに時間が潰せる。
先日も某大学病院の待合室で4時間も待つ羽目になり、もうラジオも聞き飽きてこれをやっていた。

私が探すのはもっぱら1970年代のアニメ。
「アニソン」なんてシャレたもんじゃなく、「テレビ漫画主題歌」ってヤツね。
この年代のなら極端なギャグものを除いてほとんどの放送を観ていた。
OPもEDも、さわりを聴けば芋づる式にガンガン歌えてしまう。

「ドレミファドン」という番組があったよね。
謡曲のイントロで題名を当てるクイズ番組で、中でも「超イントロクイズ」は最初の音ひとつしか聴けないってものだ。
でもこれで結構わかるもんなのよ。
アニメ主題歌特集〜なんてのは無かったけど、1970年代のならいいとこ行くよ、私。

さて、
そのアニメ主題歌。
ここまでのポイントを踏まえて、私が一番推すのは

ゲッターロボ

あとにも先にも、これを超えるイントロは無いって断言する!個人的に。

スピード感といい、カッコ良さといい、もうテンション激上り!
アクションアニメのイントロなら、是非ともこうあって欲しい。

もし聴いたことないなら、ネットで探してみて。
できればOPの動画付きで。

ご存知だと思うけどゲッターロボは3機の飛行機の連結順によって、3パターンのロボットになる。
その仕組みがOPで紹介されているんだけど、ゲッター3のムサシの場面にはバックに太鼓の音が入っている。重量級のムサシが走るのに合わせてドドドドドドッてね。
それがどうした?って音なんだけど、これがね〜。

今、この曲を聴いたら、画面がなくても「あ〜ここでムサシが走ってたな〜」って思い出せるのだ!

これ、凄くない?

そこを思い浮かべることで、他の場面やら物語やらの記憶が溢れてくる。ひいては、当時の自分がどんな子供だったか。友人とどんな会話をしてたかとか。
今の中高年達が昔のアニメ主題歌に燃えるのは、それが理由だと思う。

傍目も気にせず拳振り回していいのは、こういうの聴いてる時だけよ。

やっぱ、ゲッターロボ、最高!

ついでに他にもうひとつ。
お気に入りのアニメ主題歌を教えよう。

最強ロボ ダイオージャ

このアニメ。簡単に言うと、SFロボット版水戸黄門
「簡単に」も何も、ズバリそれしかないか〜。
まあとにかく、是非とも画像付きでOPを観て!
イントロ、カッコいいでしょ〜!
バカバカしく振り切った歌詞も最高…
いや、サイキョーなのだ!

冒頭のスケさん、カクさんの大暴れは、今のアニメに比べても全然見劣りしない。

下がれ下がれ下がれ〜と歌いながら、なぜか前に出てくるのが笑える。

サイキョ〜サイキョ〜サイキョ〜とハモれば、ストレス解消間違いなし!

同じように銀河帝国の王子アニメ「ダルタニアス」のように悠長なイントロでは、この畏れ多さは味わえないよ。

そういえば、ちゃんとした(?)水戸黄門のアニメもあるよね。
「マンガ水戸黄門」。
この主題歌もイントロがなかなか盛り上がるから、ネットで探そう!

なんのことはない。
私はつまり、威勢のいい主題歌が好きなだけなのだ。

5年ひばり組……最近小学校ではあだ名で呼び合う事が禁止だと聞いて、この漫画を思い出した。

「5年ひばり組」巴里夫 著。
私が小学校の頃に「りぼん」で連載されていた学園漫画だ。

もう●十年は前の事だから、さすがに細かいエピソードは😰だけど、初回と最終回は憶えている。

主人公 富士野美季(ふじのみき)が転校してきたところから始まり、
また引っ越してって終わる。
当時は深く考えてなかったように思うけど、わずか一年未満の間の物語なんだよね。
転勤家庭って、こんなに短期で異動してくもんなのか〜。

「ひばり組」が正式には「何組」なのかは知らない。
私の小学校ではひとクラス35人くらいで、各学年3クラスだったから、本当は5年3組とかであるはず。
とにかく賑やかなクラスで、始終ピーチクパーチク騒がしいからそう呼ばれているらしい。
賑やか…とは言え、みんな仲良しのクラスなわけでもなく、まあ、普通にグループの対立や揉め事もある。

が、

他と違っているのは、全員にあだ名を付けて、お互いをあだ名で呼び合うことを決まりにしていること。

先生も例外ではない。
たしか、「大ユリ先生」だっけか。
なんで「大ユリ」なのか。
各自のあだ名の由来は本編で出てきた、もしくはわかるような展開だったはずたから、単に私が覚えてないだけだな。残念〜。

新しく入ってきた美季も、もちろんあだ名をもらう。

その名も「シンカンセン」!

快活で運動神経抜群。物怖じせずハキハキした美季が
「スピードがあって新幹線のようにカッコいい」からだそうだ。 

ちょっと調べてみたら、東海道新幹線の開通は、美季がこのあだ名をもらう前の年だとか。
随分凄いあだ名もらったよなあ。

ところが当の美季の反応は
「響きはいいけど意味がイマイチ…」。
ンな事ないだろ!めちゃ褒めてるだろ!

「だめかなあ。一生懸命考えたんだけどなあ」
「え〜〜!チビパパが考えてくれたの?」
「じゃあまた違うの考えてみるよ」
「いい…」
「シンカンセンでいい!」

「チビパパ」とはハンサムな学級委員の男の子。みなさ〜ん!と手を広げて話すのが癖で、面倒見も良く、小さなお父さん的だから。
…ってことだけど、当時の感覚でそれを言うなら「パパ」は無いわ〜。
今でこそ「パパ」「ママ」は普通だけど、私が子供の頃はそんな呼び方したら笑われたもんだ。

なんでって?

ん〜〜なんでだろ。

そんな呼び方はテレビや漫画の中にしか無くて、しかもそれがかなりお金持ちの家庭だったもんだから、
「気取ってる」とか「ぶってる」とかになったからかも。
一種の憧れの裏返しで、冷やかしの対象になったのかもね。

だけど、「チビ父さん」じゃ、カッコつかないなあ〜(笑)

他に記憶してる子は

噂話が好きな情報屋「カンシ」。
メガネの女の子「四つ目」。
漫画大好き「マンキチ」。
秀才の「ハカセ」。

からかい半分なのも、好意的なのもあるようだなあ。

名前から付くあだ名はいいとして、外見や癖、素行から付けられるものには、確かに本人には不本意なのがある。これがいじめの一因になるのも理解できる。

禁止はやり過ぎな気もするけど、学校現場ってやむをえ無いと言わざるを得ないところになってるんだろうね。

自分にあだ名のひとつもないのは、なんか寂しい。学年半ばになってもまだ「〜さん」と呼ばれてるのは、かえって不自然な気もする。

あだ名は「愛称」とも言うしね。

昔の友達の名前が思い出せなくてもあだ名なら覚えていたりするのだ。

ホネ
ショッカー
トトコ
オタケ
ビッケ
おネギ

このあだ名に覚えがある方〜。
私はアナタの同級生の誰かだよ(笑)。

Dr.ストーン……石化装置に関する既出の数字を元に計算&屁理屈遊びをしてみる。石化光線の謎に迫れるかも〜!と思ったら益々謎は深まった。

Dr.ストーン、最大の謎。
石化光線について。

いちいち突っ込むまでもなく、おかしな点はみんなわかってる事だけど、
これは頭の体操。
あえて屁理屈をこねてみようよ。

な〜んか光が押し寄せてきてみんな石になっちゃったから、あの光のせいだ!ってなってるけど。

「線」はおかしくない?

「光線」って言われたら、ビームみたいなのイメージするよね。

なんて言えばいいかな。

石化光?単純に。

さて、
石化装置を作動させる時は効果が及ぶ範囲を直径で指示している。
…と、
これは私の誤解。
ホワイマンが言う12800000mが地球の「直径」の近似値だから、作動には直径を指示するんだなって思っちゃったけど、
地球の一点から真裏まで含むなら12800000mは「半径」よね。
当たり前だろって?
こんな勘違いしてるの私だけかっ?恥ずかし〜〜。

地表の一点を中心に、地球の直径を半径にした球(円でいい)を描いてみる。
なるほど、地球はすっぽり入るけど大半は宇宙空間。
これが有効範囲ならなんたる無駄!
こんなコスパの悪いことしてるはずないから、石化光は球状ではなく水平方向にのみ、ある程度の厚みをもって広がるんだろう。

ならね。

指示するのは「距離」でよくね?

地球の円周は40000km。
真裏までなら半分の20000km。

20000000m 1second!

だめ?(笑)
わかりやすいじゃん、この方が。(

ある程度の厚み…と書いたけど飛行中の旅客機内も石化してたから、高度10000mくらいまでは届く厚みだ。
例えばこれ、
5m 1secondの時もこんなに厚いの?
まさかだよね。

12800000mで厚み10000m。
同じ割合になるとしたら、
5mの時の厚みは0.0039m。3.9mm?
装置が地面にあったら、ちゃんと石化できるのか心配だ。


石化光は「光」なのか?

光の速度は約300000km/秒。
1秒で地球を7周半するらしいよ。
    
こういうのを問題にする時大事なのは、単位を揃える事だよね。
ゼロが多すぎて間違えそうだわ。

単純に割る。

地球一周0.1333333333秒。

当たり前だけど、地球の裏側だってあっと言う間だ。

千空達によると地平線の発光から到達まで56秒。
「到達」ってのは素直に考えたら自分が石化する事なんだろうけど、地平線ってどのくらいの距離なの?

自動計算してくれるサイトがある!

それによると、観測者が人間サイズの場合は4〜5kmだ。
目線の高さで微妙に変わるから、いろいろ数値を変えてやってみると面白いよ。

4kmを56秒?
速度は0.07km/秒。
これじゃ地球の裏側まで3日以上かかるんじゃ…。

遅いな〜。
それにしても地平線までって意外と近いのね。

ここで、凄い情報を見つけた!

「石化現象を及ぼす質量を持った発光体=石化光線が約32000km/hの一定速度で放射状に発生」by wiki

重要な情報は2点。

「質量がある」
「32000km/h」

まずは/hを/秒に、単位を揃える。

石化光の速度は「8.8888km/秒」。
地平線から到達する速さは0.45秒!
あれ?56秒じゃない。
これじゃ誰も何もできないよ。

試しに地球の反対側まで行ってみよう。

37分!?

これは速いわ。
イメージに比べてちょっと速すぎるくらい。

待てよ〜。
地平線発光と言うのは、地平線の遥か向こうの光がな〜んとなく空を照らしてるのが見えてるだけだとか?

じゃそれは、地平線からどのくらい向こうなのか?
8.8km/秒で56秒間、地平線に向かって突っ走れっ!

492km。い…意外と遠い…。
地平線を123回ほど超えたあたりか?
そんなとこから出てる光がぼんやりとでも見えるもんなの?

じゃあ、光は単なる前フリで、実際に石化を及ぼすなんらかのものは遅れて来る…としたらどう?
遠くの雷みたいに。
千空のいる南米ではこのタイムラグが56秒なのた。
光が広がるにつれて、このタイムラグも長くなる。
地球の裏側に届く頃には、石化は光の3日後だ。

ん〜〜〜〜。やっぱヘンか。

少しそれるけど、雷の話が出たんで参考までに。
雷がピカッ!後からゴロゴロ〜!
この時、音が何秒遅れて来るかを測れば雷までの距離が計算できるよ!ってサイトがある。
つまりこれは音波。音の伝わる速さの計算なんだけど、試しにこれを石化光の「発光」と石化が始まる「到達」に置き換えてやってみる。
音波は温度に左右されるので、計算の際に気温を設定する。
南米は暑そうなので、28℃。
ゴロゴロが聞こえるまでの時間には56秒を入力する。

(石化光までの)距離19.5km。
速度は0.3483km/秒。
地球の裏側まで約16時間で到達。

…って、これは計算遊び。
石化光を音波に置き換えてみたらどんなもんか〜ってだけだから。

話を戻そう。

「到達まで56秒」と「wiki情報」はどうにも両立に無理がある。

このwiki情報。
本編のどこで出てたっけ?
記憶無いんだけど、まあ私は本編全話読めてるわけじゃなく、読み損なった回はネタバレ記事で補ってるんで、あまりエラソーには言えない。
私が読み落としてる回や会話で、もっと重要な情報があるに違いないよね。
見当違いな話をしてたら、これまた恥ずかしいなあ〜。

恥のついでに
もうひとつの情報も考えちゃおう。
「質量がある」ってヤツ。

光には質量がない。
そして直進する。
本来、地球の球面に沿って曲がりながら広がったりできないはず。 
だからガミラスだって、星の反対側にいるヤマトを狙うには反射衛星砲が必要なのだ。

が、
石化光に重さがあるとなれば、話は別。

石化光とは「光」ではなく、
高速で移動する質量のある何かが、太陽の光を受けて光って見えてるもの…とか、どう?
先にツバメが石化した時に、誰も光を見てないらしいのは、太陽が出ていなかったから。
あるいは、
地表に沿って広がるのは、広がるために空気を使っているから。
空気のような媒体が必要だから。
…としたら?
空気を振るわせて伝わる音のように。

お〜〜〜!なんか、もっともらしく聞こえるわ〜(笑)。
脱線で音の速さを計算したの、ひょっとしてあながちムダではない?


な〜んだかんだやってみたけど、

あんな小さな装置から地球を覆えるほどの量の「何か」が発生する。
山積みになってた装置が3700年前に一斉作動した…って読んだ気がするけど、一台でも十分じゃん(笑)。

「何か」が何なのかが問題だけど、これを推理するのは無理だなあ。
あれこれ想像するのは楽しいけどね。

計算ミスや解釈間違いはご容赦を。

ダイヤモンドが元だとしたら、炭素原子が鍵か?とか。

原理をどう説明してくれるのか、とても楽しみだ!



ところでさ。
56秒って、なんでそんな数字になったんたろ。
地平線発光のコマから千空が石化し始めるコマまでを、平均的な読者が読み終わるだろう時間だったら笑う。
今、手元に本があったら、試してみたいけど、残念。

進撃の巨人…最終回の興奮も落ち着いて来た気もするので、ずっとぼんやり抱えてた疑問をそろそろ出してもいい…?決してケチ付けてるんじゃないから、怒らないで聞いて〜。

終わったねえ〜。
いやぁ、終わった、終わった。

138話が来た後は多分こう終わるだろうな〜と予想して、概ね想像範囲内の結末だった。

それでなんとなく、ホンワカした気分になり、数日経過。

やっぱモヤモヤする(笑)。

決して話のあら探ししてるんじゃないし、ケチ付けてるんじゃないから笑って聞いて。

【始祖の巨人の力は、王家の血統者でなければ使えない】

これについて。

始祖ユミルの死後フリッツ王は3人の娘に遺体を喰わせ、その力を継承させた。
そして力を失わぬよう、子を産み増やすことを命じる。
ユミルの民はこうして生まれた。

ここまて、合ってる?

この3人の娘って、
フリッツ王が褒美としてユミルに与えた自らの子種で出来た子よね。

つまり、フリッツ王の子。
受け継いでるのは当然ながらユミルの血だけじゃないよね。

王家の血!

ユミルの民がすべて3人の娘の子孫だとしたら、 
すべての民がユミルの血を受けてるのと同じように、
王家の血を持ってんじゃないの?

これってユミルの民なら誰でも、始祖の力を使えるって事とは違うの?

え?

私、何か根本的に間違ってる?
何か、読み落としてる?

始祖の力は王家で独占したいから、娘の子孫を王家に取り込んだ後、他のユミルの民から王の血を消させたとかある?あった?
始祖の力なら、そういうこともできるんだよね。

え〜っと、
そもそも王家の者しか始祖を使えないって、どこから出て来たんだっけぇ〜。

そんなこと言うけど、始祖たるユミルはユミルの民の中で唯一、王家の血を持ってないんだぞぉ〜〜。

これ考え始めると、アタマがぐるぐるする(笑)

ユミルは「道」に閉じ込められ、実はその力も自由には使えないのか。
奴隷であった呪縛から逃げられず、王家の者を通してしか力が使えない。もしくはそう思っている。
王家の血とは「血」ではなく、「王族だ」っていう形のない意識的なものに過ぎないとしたら?


変な事言ってごめん。
笑って忘れて〜。

無敵鋼人ダイターン3……じいちゃん執事にはライフルが似合う。

例によって、私はJ-COMメガパックの愛視聴者だ。

昨年秋にはまるでサンライズ祭りのように、立て続けに懐かしのロボットアニメがラインナップに登場。

ダンバイン
エルガイム
そして、ダイターンとザンボット!

あとはザブングルとコンバトラー、
ボルテス辺りをお願いしたい…と思ってたら、マジでザブングルが入った。
いやもう、忙しくも幸せな期間、
ありがとうJCOM。

無敵鋼人ダイターン3は、対象年齢をどう考えたのか??な作品だ。
美女のアシスタントと厳格な執事を率いた、「少年」とは言い難い主人公。

はっきり言って
この主人公、波乱万丈。
イマイチ設定が中途半端な気がする。
私が推理するに、これ、

途中でストーリー変更したんじゃない?

伏線と思えるOPの映像が、結局最後まで回収されずに終わってしまうのがどうにも納得いかない。

鉄格子を素手で壊してしまう力。
敵司令官の女を、まるで追い求めるような描写。

万丈は人間ではないのか?
あの女は肉親(母?)なのか?

な〜んかそこらへんがスルーされたのは、途中で捨てられた設定だからではないか?と今でも思ってる。

年長けてちょっとヒネた今では、「結局は血縁か種族の血か」って展開は飽きてしまったけど、これをリアルタイムで観てた頃はこういう宿命的な血の問題は、憧れに近いものだったからね。

要するに、主人公の魅力は不発。
代わりに圧倒的な存在感だったのが、

執事のギャリソン時田!

老齢だけど機敏。
マイペースで柔らかな物腰。
有能で多才で機械にも強く、戦闘能力も高い。
物事に動じす、僅かな機微ですべてが通じ、用意周到、準備万端。

主人公以上のハイスペック!
とても魅力的なのだ。

ここまで聞いて他に思い当たるキャラがいる。

水穂しゅうじ著「ブルジョワ刑事」

主人公 武者小路 陽介の執事 
ギャルソンだ。
ん?名前も似てる?

こちらも起き抜けのパジャマ姿で戦闘機に乗り、「文字通り朝飯前」とミッションをこなすスーパーじいちゃん。
言葉使いも一貫して丁寧で、気品があるのもダイターンのギャリソンと共通してる。

これ、絶対、影響されてるよね。
主人公を上回る魅力があるのも同じくだし。

デスノート」のワタリは?

ワタリはエルの執事…か?と言われたら、ちょっと違うのかな?とも思うけど、当初の立ち位置はやっぱ執事でしょ。
じいちゃん執事には、とにかくライフルがよく似合う。
右手にライフル。
左手にはティーセットを掲げていそう。
しかも、一滴たりともお茶をこぼしたりはしないのだ。

別に執事=じいちゃん ではない。
たしか「アルプスの少女 ハイジ」のロッテンマイヤーさんも執事だよね。


ダイターンの最終回は物悲しい。
万丈がいなくなった屋敷をメンバーそれぞれが去ってゆく。
ギャリソンは雨の中傘をさし、バス停から山の上の屋敷を見つめる。
セリフもモノローグも無しでOP曲が流れるだけ。やがてバスが来てギャリソンが去ったあと、屋敷の一室に明かりが灯るのだ。

こーいう終わり、嫌い。

いろんな含みと希望と想像を残すのだろうけど、私はこういうモヤモヤ最終回がキライなのだ!

まあ、素直に考えれば、
万丈が帰ってきた…?

私としては、ギャリソンが思い直してバスには乗らず、屋敷に戻ってほしいわ。
で、誰かがドアを開けるシーン。

「お帰りなさいませ」

完!

どう?

ありがち過ぎて、クサいか(笑)

ワンパンマン1期のEDも同じ理由で苦手。
部屋の灯りがぱっと点くってのは、強烈なメッセージ性がある。
前向きな方にも辛い方にも。

ダイターンのはイヤだけど、この終わり方を採用して欲しかった作品がある。

超人ロック」の劇場版。

映画の出来はさておき、ED曲「星のストレンジャー」は好き。
曲の終わりには、惑星トアのロックの家に灯りがともるシーンが欲しかった。

基本的に
わかりやすいハッピーエンド好き。

約束のネバーランド2期アニメ…改変はいいんだけど、展開が早すぎて目立ってしまった疑問について。

約束のネバーランド2期アニメ。

オリジナルになっている…と言うよりゴールディボンドを切ったから、そこに繋がってる部分を改変したってのが、正しいのかな。

それはそれでいいと思うから、改変には異を唱えない。

異は唱えないけど、
疑問は唱えたい。

バーバラが狂気なほどに鬼を憎み、ノーマンが鬼を全滅させるのが最善策だとすることが、唐突で説得力に欠けている。

ゴールディボンドの惨状を見た後の読者なら、多分そうは思わない。
あれを見せられてないのに、鬼が人を喰う、人を襲う。この世界は鬼の世界で、鬼がすべてを支配してるって実感がないのよね。

鬼には人を食べる理由がある。
生きるために他種を喰らうのは自然の仕組みだろうし。
しかも鬼は約束に従い世界に残された食用児を元にやりくりしてるだけで、人の世界に手を出してるわけじゃない。
提供された人間を喰うのは権利だ!
ここはそんな世界なんだよね。

そして、
シェルターを襲ってきたのは人間。
ラムダで非人道的な実験をしていたのも人間。

これは、
もしかして、
食用児達の本当の敵は、
人間なんじゃね?

自分達の同族を食用として運用することに、何のためらいもない。
品質を上げる気なのか、品種改良的な人体実験やってるし。

自分を喰う鬼より、喰われるところへ自分を送り出して平気な同族こそ、恨みの対象にならないか?

疑問とは、ここ。

ノーマンはなぜこういう結論に至らなかったのか。

やるべきことは人間達に自分達を送り出すのをやめさせること。

原作読んだ時もチラッとは感じたけど、アニメがあまりに中抜きするから目立ってしまった疑問だ。

第一、ある特定のものを摂取しないと退化するとか、そりゃ種として詰んでるよね。
鬼はもともと長く保たない種族であって、むしろ「約束」により一定数の食用児を安定して確保できたから存続できたとは考えられないか?
そこにつけ込んで利権を得る者が人間の中にもいたとしたらどうだ。

「鬼を殺したくない」というエマの考えは綺麗事過ぎて受け入れ難い。
そんな話をネットで見た。

私はエマの考えよりも、そう言われてすぐに納得し追従する他の子供達の方が、ある意味気持ち悪い。
キミらは結局エマ。なんでもかんでもエマまかせなんかいっ?!って。

ま、話を戻して、
鬼にだって鬼の世界、家族がある。
そこに思い至ったならエマだって、気付いて当然ではないか。

「鬼を殺したくない」ではなく、
「人間を止めようよ」と言えば、「綺麗事」なんて話は出なかったよね〜。

ま、ラスボスっぽくピーターも登場したことだし、この先は対人間になってくんだろ〜けどね。
話の改変と展開があまりにスピーディなもんで、ノーマンの行動が酷く短絡的に見えて残念。


ムジカとソンジュ。
めちゃくちゃ簡単に見つかったな。

いろいろ(笑)なところはあるし、
ママが「もちろんです」と言ってから一年経ってるのも心配だよね。
鬼がそんな悠長に待ってくれるか?ママ、まだ大丈夫だろ〜か。


来週が楽しみ。

ジョジョ5部……リストランテのテーブルで雑談しよう!

ジョジョアプリが終了してしまった。
なんかジョジョの時代が終わったみたいな扱いじゃない?
アニメの6部は、もう無いってこと?

まあ、実のところ、ストーンオーシャンのアニメは無いだろうな〜と、思ってはいる。
あれやっちゃうと、ほら。
なんやかんやあるじゃん、問題が。

ともあれ、アプリ、ありがとう。
ほんと、楽しませてもらった。

終了間際の滑り込みで、好きなシーンを読み返しながら、リストランテのテーブルについてあれこれ妄想したことを、途中までしか書いてなかったのを思い出した。
前々々…回くらいの記事の続きだ。

アニメの制作陣は、
リストランテのテーブルでの座席に、特別なこだわりと一貫性を持っていた!って記事ね。

そういう目でみたら、ちょっと気付いたことがあるので、それを元に妄想してみたことを書く。


まだブチャラティがチームを持っていなかった頃。
それはつまり、フーゴと初めて会った時の事になるんだけど、
あの時、ひとりでお肉食べてたブチャラティは……。

私の記憶が間違ってなければ、

白いクロスが敷いてある四角…?
っぽいテーブルについていた。
それが、フーゴと話す時にはクロスの無い丸テーブルに移っていた気がする。

律儀なブチャラティは食事を切り上げ、別テーブルにお茶を用意させてフーゴを誘ったのだろうか。

ヨーロッパでは高級レストランは丸テーブルが主流だと聞いたことがある。
丸テーブルが四角いテーブルよりも、互いの距離感を大切にできるからってことらしい。

人数の増減にも対応し易いしね。

フーゴナランチャを連れてきた時はどうか。
ブチャラティはひとりで食事中だったけど、確かクロス無しの丸テーブルだったと思う。

ミスタの時も同じく。

整理してみる。

ブチャラティがクロス有りの角テーブルを使っていたのは、まだチームを持たない時。
フーゴ加入後はクロス無しの丸テーブル。
このリストランテの風景が描かれたカットを見つけたけど、少なくともそこにあるテーブルのすべてが角テーブルでクロスがあった。

つまり彼らのテーブルだけが、円形でクロス無し。
あの席は多分貸切…あるいは買い切りだろうから、やっぱそのへん、区別してあるのかな。

ミスタが加入した時の席配置もちょっと面白い。

最初、ブチャラティとミスタは向かい合って座っていた。
この時、ブチャラティは窓側、ミスタは壁を背にしている。
あの席は店内のアーチ状開口部の右側隅にあって、背景に見える壁や窓の形で皆の席の配置が想像できるのだ。

フーゴナランチャアバッキオが入ってきて、ブルスケッタを共にする。
その時の座り方に注目。

ミスタから反時計回りに、
ブチャラティ
ナランチャ
アバッキオ
フーゴ

さっきまで向い合わせで話をしていたブチャラティが隣に?
しかも、ミスタの背景に窓が見える。

先輩が入ってきたもんで、新入りミスタは場所を空けようと移動したのだろうか?

えぇ〜〜〜?

考えにくいけど、席が変わっているのは確かだ。
ミスタにも殊勝な時期があったってことだろうか。

そして加入後しばらくは、この配置が続いたらしいカットもある。

ここからあの「お茶」の時代の並びになるためには、アバッキオひとりが動けはいいことに再度注目!

リーダーであるブチャラティの隣に新入りミスタが収まるのが、多少なりとも気に触る。

それとも、単に、
ミスタの正面で彼の相手をするが
「疲れるぜ〜」
…ってことなら笑うよね。

こうして席順が決まり、
さらにはこのまま180度くらい回って、ミスタが壁側を取るようになるわけだ。

めでたしめでたし!

もとよりこんなのはね、
アニメの絵コンテ時のちょっとした勘違い、単なるミス、設定の不徹底、その他もろもろ。
……に過ぎないかも。

ってのもわかってま〜す(笑)。