ビバ!バレーボール!……なかなかにトンデモなスポ根漫画だったなあ 1
「ビバ」とは「バンザイ」のことだけど、今、実際に使う人はいないんじゃないか。嵐の歌に「ビバ青春ナントカ〜」ってのがあったと思うけど、今の世の中的には結構違和感がある気がする。
ラストを最初に語っちゃうのも何だけど、この漫画のラストシーンは
「ビバ」
「ビバ」
「ビバ バレーボール!」
と海に叫んで終わる。
あの頃でもぷち、恥ずかしかった、子供ながら。
この漫画は中学校時代のお話。それにしてはなかなかにスケールが大きかったな〜。
掲載誌は「りぼん」。
月刊誌だ。
発売日が待ち遠しくて店頭に並ぶまで何度も足を運んで見に行った。
本屋よりは近所のタバコ屋の方が早く出してくれることが多くて、発売日の前日から気が抜けない。
購入代は姉と折半。
そして無事手に入れたらまず、じゃんけん。
勝った方からひと作品ずつ交代で読む。読み終わっても内容について語るのは無し。
これがルールだった。
私はもちろん一番最初に読むのはこの「ビバ!バレーボール」。姉もそうだったと思う。
この漫画で覚えた言葉がある。
試合を見ている千恵のお母さんがいう。
「まだジュースが続いていますの?」
この試合、見てる人にジュースが出る、出続けるのか?!
私は「ジュース」とは飲むもの以外知らなかった。多少変だなって気もしたけど。
この次はそのトンデモストーリーにまつわる思い出を語りたい。