勝手気ままに漫画を語ろう!忘れちゃってた古〜いのやら、昨日たまたま観たのやら。

ふと思い出して語りたくなったあの漫画。細かい事忘れてても気にしないで書いちゃってます。のんびり書けるときだけなので、更新は疎らです。気長にお付き合い下さいね。

宇宙戦艦ヤマト2202……いや、すいません。言うまいと思ったんだけど、吐き出しとかないと先へ進めない気がして。勝手に地団駄踏んでるけど、ご容赦下さい。(最終章は観てないから、ネタバレ要素は無し)

まだ、観てないよ、第7章。
ここまで一度も劇場には行ってないし。
今、放送されてるのを、毎週ちゃんとは観てるけどね。

うちの辺りでは放送が金曜日の深夜、25時23分から。凄い中途半端な時間。
25時から別チャンネルでジョジョを観てるんだけど、いっつも良いところでヤマトに変えなくてはならない。
最初の頃はホイホイとチャンネル変えてたけど、
実は最近
もう、このままジョジョ観てよっかな〜と、
ふと思う。

今のジョジョのOP、すごく好きだな〜。
音楽といい、ビジュアルといい、演出といい、あの漫画の雰囲気にバッチグーだ!

最近のアニメのOP、凄い。
コンテを切ってる方のセンスが、とにかく凄い!

いぬやしき」。
どこをどう押せばあんなインスピレーション溢れるコンテがきれるんだろ。

BORUTO」のOPにも毎回注目してる。
今のより、2つくらい前のヤツが好きだけど。

どろろ」のOPなんてもう、唖然と眺めるだけ。

そう思うと、ヤマトなあ………。

まあね、
ヤマトは昔っからあんなOPだったよ。旧作のイメージを大切に踏襲してるって言われりゃ黙るしかないけど、
そんなご意見を逆に捻じ伏せる、センスとインスピレーションのカタマリなOP、あっても良くない?

ヤマトのOPには人物が登場しない。
繰り返しになるけど、それは今に始まったことじゃない。
でも、今回は、特に、
本編を象徴してるように見えるのは気のせいか?

宇宙戦艦ヤマト2202。

「人」がいないんだよなあ。

キャラは大量に出てくる。レギュラーキャラはもちろん、新キャラもわんさかだ。

そのキャラが、どいつもこいつも何やってんだか、掘り下げが全くなされてないっ!
誰とは言わないけど、いきなり出てきて過去話や肉親愛みたいなエピソード始められて、
挙句にソッコー退場とか。

今の誰?何?知らんわ、そんな事言われても。

そんなんに尺取られてるせいか、レギュラーキャラの、特にヤマトクルーの影、薄〜〜〜っ!

イミフな、ぽっと出のキャラに構ってる尺があるなら、ヤマトクルーを出せ〜。

例えば、
白色彗星に落ちるヤマトから退艦した時だ。
ヤマトは失われたかも知れず、脱出できなかった仲間も多数。

  なぜ、嘆かないんだ?

ヤマトの姿を認めた時。

  歓喜に狂えよ〜。

で、再びヤマトにもどったんだよね。

  なんでそのシーン、無いの?

残ってた仲間と再会して喜んだり、殴り合ったり、「やっぱりヤマトなんだ!」

そうだよ、ヤマトなんだよっ!って、より一層団結を固くする。

そんな熱い(暑い?笑)シーン、私は欲しい!

だからこそ、最終決戦は、やっぱ
「ヤマト」なんだ!
と、盛り上がっていくはず。
そういう、人間ドラマがあまりにも雑。
雑どころか、無いのだ。
これでは感情移入が全くできない。

え?あったろって?

ああ。
「銀河はどうだった?」とか、エレベーターでの古代君と島君?

銀河に表敬訪問しに行ったわけじゃないっしょ。
二度と会えないと覚悟した船と、仲間だろ。
そんなもんで済ますか?

「人」がいない…ってのは、そういう意味。

言っとくけど、私らヤマトファンは、
ヤマトを観たくて、ヤマトで感動したくて、泣きたくて、
もう、クチ開けるだけ開けて、待ち構えてる鯉だ。
決して反抗的ではなく、とてもわかりやすい、扱いやすいタイプなのだ。

……のはずなのに、なんだ、この餌不足感。

今回、雪って、何してんだ?
指輪突き返したり、飛び降りたり、ケガしたり、記憶戻ったり無くしたり。

古代君を苦しめて足引っ張るだけの存在。
雪は、そんな女性じゃないだろう。

古代君と雪の愛や、沖田艦長への親愛は人間側の愛の象徴のはず。
ズォーダーがせっかく「愛」「愛」と店を広げてきてるのに、お向かいの競合店地球は、愛の出店すらしていない。
だから私はヤマトが早期に波動砲を撃ってしまったことには反対だ。
波動砲を撃たない」は沖田艦長との絆、ヤマトが固辞すべき「愛」の形だ。
撃つことが最終的に

「ヤマトとしての愛の回答だ」

と言えるまで、こらえて欲しかった。

みんなで撃つ。
みんなで背負う。

なに、それ。

私の脳裏に浮かんだのは、運動会のかけっこで、手を繋いでみんなでゴールする姿だ。

時間断層の無双ぶりも
際限なく出る真田さんのびっくりドッキリ兵器も
アホらしいほどの数の艦船も
失笑するほとデカい敵陣も
無茶苦茶な指揮系統も
意味不明の科学理論で一発解決の展開も

それは、いい。
それこそ、何を今更…だ。

「さらば…」と展開が違っても、別に構わない。
話の辻褄が合わないのも、まあ許そう。

でも、今回の、キャラクターの扱いの雑さは、心底残念で、不満で、納得かいかない。

キーマンも桂木もデスラーテレサ
何やってんだか、何したいんだか、恐ろしく中途半端。こんな扱いなら出さない方かいい。
キャラクター無駄遣い。

この後、第7章でどうなるか、まだ知らないから、
随分勝手にボヤいてしまって、申し訳ない。

最後まで観て、
うわ〜っごめんなさい!
…って事になったら、
また記事で、お詫びするから。

お詫び……したい。

いくらでも、する。喜んで!


あと、モヤモヤしてることなんだけど、

地球側のお歴々。
ヤマトのクルーよりも年上だろう藤堂早紀さんを含め、防衛軍の偉そうな壮年層の方々。
皆さんは、3年前のヤマト出発時は、枕を並べて負傷中。よって、登場不能だった。

……て解釈でOKか?

時間断層で人間も育ててた……なんて怖ろしいウラは無いよね。
藤堂早紀が出て来た時に、私はソレを疑った。
重いもの抱えてそうな言動だし、
藤堂長官が他人の子を戦場に送り、自分の子を温存する事は許されないと考えた。
3年前のガミラス戦の時から
「この子がもっと大きければ…!」と、立場上、苦しんだ結果かな…と。

なによりも、いきなり出て来た!
それが一番大きいけどね。

時間断層の工場が無人で動いてるとは思えないから、働いてる人達って、外に出たら老けちゃってるわけよね。
そんな社会的な歪みが長く保つはずないから、いずれは反抗とかストライキとか暴動とか起きるでしょ。地球軍は内部から壊滅よ。
そんなこんなな、時間断層内の人達のエピソードも、あって然るべき。
第7章、そういうの出る?

あ、そ〜言えば、時間断層内って、生身の人間では長居できない…とかだっけ?
理屈はわからんけど。
そもそも、コスモリバースシステムが、さっばりわかってないから。
昔のコスモクリーナーは、わかりやすくてよかったね。ほとんど空気清浄機のイメージだから。
 
どのみち、時間断層は、放棄か廃棄か崩壊だろうね。