忘れてたあの漫画を語ろう!   忘れちゃってるけど。。

忘れかけてたあの漫画。ふと思い出して語りたくなったあのアニメ。細かい事忘れてても気にしない。

海皇紀……未回収の謎がいっぱいだ〜!いや、単に私の勝手な期待だったのかも知れないけど。

川原正敏 「海皇紀」。

そんなにいうほど古い漫画でもないけど、この前の圓明流がらみで思い出した。
思い出すと、戻って来た。
何とも言えない、不完全燃焼のモヤモヤが。

終わり方があまりにも

不満…と言うより

不思議で不自然だった。

川原先生は、ああいうラストを本意で構想されていたんだろうか。

失礼承知で言うならまるで、打ち切り?
……とまではいかなくても、
あと何回で終わりと急がされた(急いだ)ような印象が強い。

あ〜ホントに失礼言ってすいません。

私は月刊マガジンを毎月買って海皇紀を読み、
単行本も全巻揃えてた。
好きな漫画が???な終わり方をしたことが残念で、ちょっと諦めきれないだけなのよ。

海皇紀は話の区切りに休載を挟んだ。
だからって、川原先生は遊んでだわけじゃなくて、「修羅の門」のスピンオフを執筆。
海皇紀の終了後には「修羅の門 2」連載開始も決まっていたらしい。
川原先生には「修羅の門」は、それだけ特別なんだよ。
……で、海皇紀の後半は、
そっちに意識が取られがちだった…なんてことは……

ないよっ! (と、信じる)

でもね、
思い返せば返すほど、海皇紀には置き去りにされた設定や謎が多い。最後のロナルディア戦も、作戦が稚拙に見える。
あれほど有能でプライドも高く、ようやく海王の座を手にしたソルが、単なる囮。いくらハッタリの餌は大きい方がいいとは言え、あまりな役回りだ。

やっぱり、ラストを急いだのだろうか。

自分を整理する意味で、私が思う「置き去りの謎」を上げてみた。
解説本も出ているらしいけど、未読。
だからもし、そっちで解説や説明がされているのに
トンチンカンな事を蒸し返してたら勘弁。
時系列も気にせず並ぶだろうから、ご容赦。
あくまで私個人の思い込みと当時の期待(これ、大きい)の産物なので、ゆる〜く読んでね。



●物語の始まり。
ウォルハンに着いたばかりのマイアとトゥバンが訪ねた魔道師。「荷が買っている」とか言いながら結構訳知り。何者?
「イルアンジャ=世界を手に入れる」とは?
後で絶対にまた出て来ると思ったけど。
単なるモブだったか。

●ファンのニホントウ。
幻の名刀。これはもともとマリシーユが持っていたらしいけど、ならば本来はビゼンの里の秘蔵品?
里の長が代々受け継ぐものだとか?
かなり重要なアイテムだろうに、由来が不明。
海皇紀の最終回によると、ファンは海王の座を譲る際にニホントウも託した様子。今後は海王の証のようになる気配濃厚だ。
でも、本来がビゼンの里の宝なら、里に返すのが筋な気がするな〜。

●ビゼンの里とはそもそも何か。
パンニャーの卵を守る民だと言う。
では、なぜ彼らに卵が託されたのか?
ビゼンの民とは何なんだろうか?
その大事な卵が奪われた時、マリシーユは取り返す為に里を出た。彼女は里の長。
長たる立場を捨て(?)、(そのくせ)宝のニホントウを帯び、斃れるわけにはいかないと秘薬を使って。
その覚悟は凄い。
でも、里が卵を守るために存在していたなら、卵が奪われた時点で里の存在意味は無くなった。
マリシーユがいかに強いにしても、里の命とも言うべき卵奪取計画に彼女ひとりかい?
総出で行かんかいっ!
里は、存在意味・長・秘宝のニホントウ を失った。
その後、里はどうなったんだろう?

●イベルグエン。
ビゼンの里とは主従の関係ではないってね。田舎にいる時は雌伏してるだけなのか、おとなしそう。
クラッサ・ライが連れ出すまでは、素朴な人達だったのか。あの独特な言葉や呪文は、本来、どういう意味でどう使われていたのか。
どのみち卵が奪われて、その後ビゼンの里とうまくやれるはずもないよね。イベルグエンの里も廃れたろうか。
誰か、里帰りくらいしろよ〜。

●影八番艦の素材。
普通の木や鋼鉄ではなく、どうやらオーバーテクノロジーらしきほのめかしがある。同じ影艦の中でも特別。
…だってことはわかるんだけど、宇宙へ出る科学力があったろう時代の遺産だとしたら、あえて「帆船」なのは何故か。
八番艦とは本来、何なんだろうか。

●ヴェダイの養父はなぜ、イベルグエンを脱したのか。任務の一部だったのか、任務がイヤになって脱走したのかわからないって?
多分後者?彼が放棄した仕事とは、何だったんだろう。あんまり意味ない?

●テラトーの森の奥には何があった?
森守とトゥバンが再戦したのは、ナントカの離宮
え?テラトーの森じゃないの?
森の奥に何があったのか、明かされてないと思うんだけど、誰か見に行った?

●アナハラムはアル・レオニスにグリハラへ行くことを促したけど、行かせて何を期待していたのか。
結局彼はグリハラに行かなかったけど、イベルグエンを差し向けて拉致しようとした。
一体何が目的か、よくわからない。
呪で操って、ロナルディアの軍師にしたかったのだとしても、そのどこにグリハラが必要なのか。

●ファンはフォレストに嵐の海の乗り切り方を教えたよね。ちょっと失敗しちゃったけど。
どこかのヤマ場で、これが活かされる場面が来ると思ってた。
「教えたろ」って、サラリと言うファンの声が聞こえるくらいだ。
敵であるフォレストにあっさり操船を任せ、それが戦局を動かす!あ〜〜〜さすがファンだっ!
でも、無かった。涙……。

●パンニャーの卵、メルダーザの役割は何だ?
覚醒させられるのはビゼンの民…つまりマリシーユだけって話だった気がする。失敗したらヤバいみたいな。
アナハラム達は森守に乗せるために彼女を奪い、孵化させたわけじゃないと思う。なんか全然活用してない、本来の性能開放してないだろ、これ。
彼女は結局、覚醒したのか?
「自分の知識は今の人類にはまだ早い」?
覚醒=知識の記憶か?
私は勝手にではあるけど、
モンジュの扉を開く「鍵」だと思ってたよ、はい。

●モンジュの扉って、なんや?
イルアンジャにあるという、モンジュの扉だ。
そして、見事に消えてしまった設定。
「イルアンジャ」という地がどこにあるのかも。
海皇紀、最大の謎だっ!
土武者級の火器があれば「開けられる」らしいから、なんらかの建築物の扉。
話の流れから察すると、多分、カガクの産物が納められてるんだろうね。
私は当然、物語のクライマックスは、モンジュの扉での最終決戦だと思っていた。
そしてそこで、パンニャーの卵の秘密も、ビゼンの謎も、
要するに総ての謎が明らかになり、カガクが披露されるか、完全に滅するかのどちらかだと思ってた。
どこに行った〜!モンジュの扉っ!

●トゥバンは何故、ファンとの仕合を望まなかたのか。
強い者を見たら、やってみなくちゃ気が済まない。
トゥバンはそうであるはずだ。自分より強い者など見たことない…的な事を言ってるし。
全てが終わった後、当然の約束のようにトゥバンかファンに声をかける。
「しょうがねぇなあ」とか言いながらも、応じるファン。
止めないニッカ。
「見せてもらおうか、ファン・ガンマ・ビゼンの本気を」と、トゥバンが笑うのだ。
決着はまあ、別に、どうでもいいかな。
ただ、トゥバンが死ぬのはダメだ。(勝つのは絶対ファンだから)
この二人の対峙が無かったのは、やればどちらかが死ぬまで終わらないからか?
修羅の門ではレオンの死を巡っていろいろ問題が起こった。川原先生の脳裏にそれがよぎった…ということは…。
やる以上は中途半端は赦されない。
そう思った先生は、敢えて二人を仕合せなかったのかな、と解釈してるけど、どう?

なんか長くなったけど、海皇紀
まだ語り尽くせないぞ〜。

というわけで、続く。