勝手気ままに漫画を語ろう!忘れちゃってた古〜いのやら、昨日たまたま観たのやら。

ふと思い出して語りたくなったあの漫画。細かい事忘れてても気にしないで書いちゃってます。のんびり書けるときだけなので、更新は疎らです。気長にお付き合い下さいね。

銀河英雄伝説……をネタに、好き勝手の雑談し放題。

ヤン提督 名言集。

ってのが、ちょっと検索するとめちゃくちゃたくさん出てくる。
文章だけで読んだら結構説教臭いものや、
鼻につくものもある。(ごめん)

あれは、ヤン提督が、
彼のあの「雰囲気」で言うから、
すんなり受け入れられるんだよね。

私が好きなフレーズは、
正確な言葉は😰になってしまったけど、こういう意味のことだ。

人は、
「命より大切なものがある」と言って戦争を始め、
「命より大切なものはない」と言って戦争をやめる。

ああ、全くその通りだ!

…とは思うものの、この
「命より大切なもの」ってのが何なのか。
本当のところ「ある」のか「ない」のか。
そう簡単に答えが出るもんじゃないよね。

年を取ってくると、若い頃ほど自分の死が怖くなくなる。
若い頃…子供の頃は、死んだら自分がどうなるのか
って考えて、無性に怖くなった。

今はどうか。

身近な人に死なれたら、
残された自分はどうすりゃいいのか。

これ考えると、怖くてやだ。

そう。
怖いのは、
死ぬよりも死なれてしまうことの方になった。

ここで問題なのは、これが
身近な人には長生きして欲しい。先のある人は尚更だ。死ぬなんて可哀想だ。
…なぁ〜んて、その人を思いやる気持ちからではないこと。
死なれてしまったあとの自分を想像すると、
怖くて仕方ないってのは、要するに、

大事なのは死に行く人ではなく、
残される自分の身の上だ。結局、自分だ。

結構、浅ましい、我ながら。

ここで、心根の良い人なら、
「そんな辛いだろう思いを人にさせてはいけない。身近な人達の為に長生きするんだ!」
と思うのだろうけど、
ずるい私は
「絶対先に逝くぞ!」と決意を新たにするばかり。
都合よく行くかどうかはわかんないけど。

そんなこんなで、
お気に入りキャラが死ぬ話は、とても苦手だ。
読んだ後の辛さがイヤだ。

ヤン提督は、先に逝ってしまった。

こういうのは、わかっていても、
立ち直りに時間がかかる。ほんとやだなあ。
沈黙の艦隊」もかなり好きな漫画なんだけど、
ラストが辛くて読み返すことができない。


ヤン提督の語録で好きなのをもうひとつ。

「自分の信条を他人にひけらかすのはやめよう」

「信条は何か」と聞かれた時の返答だっけか。
彼の「信条」はこれらしい。

で、
たしか、キャゼルヌさんの信条は「家内安全」。

話は変わって、
私はこういう団体同士の正面衝突型戦争物に、
ものすごくストレスを感じる時がある。

英伝の艦隊戦もそうだし、
ガンダムやヤマトもそれに入る。

負ける側が、あまりにもアホすぎる!

逆に言えば、アホだから負けるんだろうけど、
話として全く好きくない。

大抵が作戦も統率も信念もないままに、エゴや傲りや意地で「ばかな〜!」とか「おのれ〜!」とかを
喚いてドカーン!
かたやメインキャラ側は落ち着き払ったもんだ。
「わかっているだろう」とか「お人の悪い…」とか
語らずとも察しの良い面々が、思わせぶりなセリフでニヤリと笑う。
そして「さすがだな」って感じてあっさり終わる。
敵がアホなので「さすが」なのかどうか、よくわからないや。

対比がスゴすぎて、シラケてしまうのは私だけ?

私としては正直、もう少しリアリティのある展開が欲しい。
それとも、戦闘って、実際そんなもんなのかなあ。
まあ確かに、東郷さんがバルチック艦隊を破った
日露戦争における日本海海戦も、「坂の上の雲」で読んだ印象では「そんな感じ」ではあった。
戦闘ってのは「勝つべくして勝つ」。
その準備ができてない方が負けて、アホを露呈するってことなのかなあ。

アニメ版でよくあるレイアウトだけど、
艦橋の大きなスクリーンに戦況の映像が投影され、それをみんなで見つめている場面。
あれ観て思うんだけど、
ドカンドカン爆発する映像。
その度に何千人の命が散ってるんだよね。
普通の神経では冷静に見ていられるもんじゃない。
戦況が動く、もしくはある点まで煮詰まるまでは
お互いの数を減らす為の単なる撃ち合いだもんな。
艦橋の皆さん、よく平静に見ていられる。
私なら彼我の被害状況ばかり心配になって、パニックだ。

良い指揮官の条件には、ああいう光景に動じず、
平常心で眺める(…ように見える)器が不可欠なんだろう。

絶対、無理。

「やれやれ…
私はロクな死に方はできないだろうな…」
……と、ヤン提督のつぶやきが聞こえるようだ。


重い話はこれくらいにして、

フレデリカさんが料理が苦手なのもちょっと納得し難い。あれほど有能で頭の良い彼女が、
たかが50gだか100gだかの肉を、上手く焼けないハズはない。調理機器だって今より断然進化したものがあるだろうし。
完璧な彼女のちょっとした欠点…として、人間味を加えたんだとは思うけどね。

ユリアンが煎れた紅茶に、ブランデーを大量投入するのもどうかと思うのだ。
もはや「紅茶入りブランデー」になっているらしい
記述もある。
ユリアンは紅茶を煎れるウデもなかなかのもの。
きっと葉もフレーバーも考え抜いて用意してあるんだろう。
その薫り高い紅茶に、いくらストレス溜まってるとはいえ、止められるほどブランデーを入れちゃうとは、ヤン提督らしくないと実は思っている。
インスタントのならさておき、
ユリアンの紅茶にはブランデーは入れない。
もしくは、ほんの少しだけ。

ヤン提督なら、
そういう配慮、しそうなんだけどなあ〜。

アッテンボローが「あれ?ブランデーは?」。
ヤン提督「いや、これにはいいんだ」。

理由は説明しない。でも、アッテンボローはなるほどね…と了解するだろうね。

同盟軍の軍服。
私なら、あれは着たくない!
上着の丈が短いから!
ジャンパー仕様なのはわかる。だから丈が腰までなのもわかる。
でも、
台多数の女性の賛同が得られると思うのだけど、

お尻が隠れない上着は、いやだぁっ!

しかもズボンが白系統?
膨張色だ、最悪だぁ〜。
せめて黒系にして。
軍服のこどだけなら、私は帝国軍に行きたい〜!