勝手気ままに漫画を語ろう!忘れちゃってた古〜いのやら、昨日たまたま観たのやら。

ふと思い出して語りたくなったあの漫画。細かい事忘れてても気にしないで書いちゃってます。のんびり書けるときだけなので、更新は疎らです。気長にお付き合い下さいね。

ベルセルク……謎の欠片を集めてこの先に展開するはずだった物語を妄想しよう。これほどまでに想像を掻き立ててくれる作品に感謝をこめて。まずは謎の整理!① 7/17一部加筆

追悼の思いも、嘆きの思いも、感謝の思いも、随分あちこちに書いたので、ここではそれは言わない。

これからはただ、この作品を何度も読み返し、この先はどうなるんだろうって、ひたすら妄想するのみ。
そうしている限り忘れることはないし、いつまでもアタマの中で物語は生き続ける。

私なりのベルセルクのラスト。

自然に湧いたイメージは、
草花が揺れる丘で穏やかに空を見上げるリッケルトとエリカの姿だ。

ん〜?
つまり、私流のラストでは一応ハッピーエンドか?しかし、生き残るのはリッケルトとエリカだけなのか?

なんでそうなるのか、うまく説明できる自信ないけど書いてみよ〜か。


物語の先を予想するためのパーツはいくつも出てきてる。
髑髏の騎士がガイゼリックだとわかった時点で、全部じゃないにしてもメインパーツは揃ったような気がする
未登場の何がが一番重要じゃないか?ってのには逃げす、あるものだけで推理しよう。

パーツの詳細を、まず整理してみる。

既出のストーリーに文句付けてるような表現があるかもだけど、当然ながらその意図は全くないのでよろしくねっ。


●髑髏の騎士はガイゼリック。
これはそこら中で予想されてたこどだから、ほんとにそうでかえって驚いた。ひねって来るかと実は期待してたから。
けど、ガイゼリックの風貌は不明のままだ。年齢も。
ガッツに似てたりすると、また、謎が増えるよね。
多分元々は普通の人間。
1000年も前の時代たから、恐らく魔物や妖精が人間と当たり前に同居している世だったのではないか。
為政者や聖職者には魔術の類が不可欠。彼が覇王にのし上がったのは、桜の姫巫女やゲドフリンの父ヴィドの功績なんだろうね。
そのガイゼリックが悪行を尽くし、賢者を拷問にかけた…云々は、法王庁だか何だかが伝えてる話だから、まともに取り合わなくていいと思う。
古代の世界の権力者は大なり小なりそんなとこあるだろうし。
実のところガイゼリックと「賢者」。どちらが悪でどちらが正か…なんてカンケーない。
何があったのかもたいして重要じゃない。
要は「賢者」がべヘリットを持っていたということに尽きる。
しかも赤いヤツ。
そして当然、べヘリットの所有者は正義や善悪で選ばれてるわけじゃないもんね。
ガイゼリックは妖精島生まれの野心ある人間で、懇意の魔術師と外界に打って出た〜〜程度じゃないかと。
不遜かなあ。
…と、ここまで書いといて申し訳ないんだけど、この「賢者」。
実はちょっと正体怪しいと思う。
賢者が転生してボイドになったってのは、ひょっとしたら違う?
逆だったりしないか?
賢者はボイドの受肉した姿だってセン、ない?
これについては後でまた触れるよ。

●ダナンの謎。
桜の姫巫女と瓜二つだそうな。
双子の姉妹!となりそうだけど、その線は単純すぎてイヤだ。
第一、1000年前の桜の姫巫女と今のダナンが瓜二つなら、ダナンは全く外見がかわってないことになる。
いくら花吹雪く王でもそれは?。
ダナンはやたらとあちこちに出現する。
キャスカは私が見てる…と言いながら、新人魔女の修行場に出てくるし、霊廟に降りてもまたそこに居る。
どこに行っても居る!
これはやっぱ変だと思うべきだ。
花吹雪く王とは、実はもっと大きな別格の何かではないか?
例えば、妖精島の根幹たる聖木の精霊とか。ダナンは島の住民との接点役の端末で、端末だからあちこちひょいひょいできる。
そしてその容貌に桜の姫巫女を写しているのだ〜。
「木」としたのには根拠がある。
聖樹の森。
世界螺旋樹。
世界双樹。
ベルセルクに登場する畏れ多そうなものは「木(樹)」だからだ!
あの空間を繋ぐ空の道がなんで
「双」樹
なのかはかなり気になる。
「双」とは、対になるふたつのものが揃ってること。
世界双樹は「ふたつある」と言っているわけだ。
え?どれだ?
ひとつが、グリフィスが使ったヤツで、もうひとつが月下の少年が使ったのかな?
あれは満月の夜にしか開かないのかもしれないから、「昼の道」と「夜の道」で双樹?

●狂戦士の甲冑とは何か。
あの甲冑は初めから禍々しいものを造ろうと意図されたものではなく「そうなってしまった」のだと思う。
ガイゼリックはいつからあの甲冑を着ているのだろう。
ハーナルが「甲冑に染み込んだ記憶を見せてやろう」と言っているので、ガッツが見たあの美女は甲冑の記憶。
彼女を抱えてるガイゼリックは既に甲冑を着てると考えていいよね。
第一あの状況で、着替えに行けるとも思えない。
あれほど凶暴で悪意ある渇望を抱えた何かを取り込める場所があるとしたら、「蝕」だろう。
つまりあれは使徒か。
グリフィスの蝕では生贄達は食い散らされ、跡は惨憺たるものだった。
ガイゼリックの時の遺骸は一応ヒトの形を留めている。
贄にされ方が違うのか?
魂を喰われてるとしたら辻褄が合う?
ガイゼリックの魂を喰らおうと襲いかかる使徒達。彼の狂気のような怒りがそれに抵抗。暴走。
体も魂もくれてやる。だから手を貸せ!ってヤツね。
で、その後、使徒は甲冑に囚われてしまったのだ。
渇望を抱えて使徒化したら、そこで一旦気が済むってわけじゃないのね。
余計に渇くのか、ひょっとしたら使徒化に失敗した不完全体なのかも。
使徒だとしたら、元の人間が誰なのか考えたくなる。
考えたくはなるんだけど〜〜思い当たらないっ。既出のキャラは使い切ってるよね。
これから出る新キャラだったのか。
ガッツの出生の秘密絡みとか、父親とか……無いわ!それは(笑)。
ガッツがこの甲冑を着てゴッドハンドに会う場面は無い。
話が先に進めばきっとそういうことにもなったろうけど。
そしてそこで、甲冑の正体に繋がるヒントが得られたはず。残念…。
ガッツはこれを手懐ける…もしくは共闘したりできるのか?
ガッツの気質では、何があろうと使徒の手なんか借りないよな〜。
あ?
ゾッドと共闘してたか?
あくまでも、私の推理。

●フローラが犯した禁忌とは。
フローラは桜の姫巫女に仕えていて、ガイゼリックにも懐いていた。
「懐いていた」って表現から察するに、当時のフローラはまだほんの少女だったのだろう。少女の手には余る術を盗み出したのか?
思いが強すぎて…やってしまいそうなこととは?
私の想像では、人が許される以上の長命を、ガイゼリックに与えること。
永遠にも思える復讐に駆られるガイゼリックを止められない。
ならば、少しでも長い命をー!
ゲドフリンも相当長生きなようだけど、それは妖精島に暮らしていてこそ?時間の流れが違うらしいから。

ここからもう少し掘り下げて妄想は続くけど、
次のテーマと繋がるので、ちょっと休憩。

次回!