忘れてたあの漫画を語ろう!   忘れちゃってるけど。。

忘れかけてたあの漫画。ふと思い出して語りたくなったあの漫画。細かい事忘れてても気にしない。

地球へ……キース・アニアンの質問

ナスカで捕らわれたキースがジョミーにした質問だ。

「ひとつ、聞きたい。
   地球の自転を止められるか?」

ジョミーの答え。

「さあ、やってみなければわからないが…」

それを受けてキースの言葉。

「残念だったな。その力がある限り、ミュウと人間は相容れない。」


これを読んだ高2の頃、友人とそりゃもう心が踊った。
言うまでもなく、ジョミーの答えの先は
「できる」
だ。
しかもその前に、
「自分の力は全部のミュウを集めたよりも強大」
とも言っている。
ジョミーがいるだけで、ミュウの総合力は倍以上になるわけだ。

どんだけ強いんだ?燃える〜〜〜〜〜〜!

………と、燃え&萌えてばかりいられない。
よく考えると、キースのこの質問は随分唐突な気がする。
キースは機械のようにパーフェクトなメンバーズ・エリート。ユーモアは持ち合わせないだろうし、伊達や酔狂で意味の無い事は言わないだろう。

このイキナリな質問には、何か隠された意図があるんじゃないか?

ミュウの力が人間にとってどれほど危険か!の例えとして言った。
多分これが順当。

地球の自転が止まったら、当然地球上の生物は全滅。ミュウの焦がれる地球そのものも、かなりヤバいことになるよね。

それでも、もし、
ミュウが、やけっぱちにでも、
その力を脅しに使ったら?

そんなアブナイ力を容認なんてできません…の意?

ならさあ、
別に「地球の自転を止める」じゃなくてもいいじゃん。

例えば

地球から大気を剥ぎ取れるか

人間にとって致命的なのには変わりないし。

自転が止まったら……まあいろいろ大変だろうけど、地殻とマントルの摩擦異常で相当ヤバい事が起きるらしい。
グランドマザーは地球の内部と繋がっているようだから、そうなったら無事では済まないだろ〜ね。
マザーに危険が及ぶのは絶対NG。
メンバーズは…特にキースはマザーを守る事を最優先に条件付けされていると思われる。
しかもグランドマザーよりもまだ上の存在「地球の支配者」は、さらに地殻深くにおいでだった。

まるで地球そものが生き物のよう。
キースの言葉はこの伏線だったようも思える。

ここで更に気になるのは、
もしジョミーが
「そりゃ無理」
と答えていたらどうしたろう。

そう考えを進めてると、キースの意味深な質問に不用意で直球な答えを返したジョミーは、トップとして未熟。力を誇示する気は無いんだろうけと、だったら少しは裏の意図とかを考えろよ〜〜。
ミュウは人間の敵ではないとキースを説得しなきゃいけないんだろ〜がさぁ。
さらにはだ、
この質問が読者への伏線示唆なのと同様に、
キースがジョミーに与えた最大のチャンス。グランドマザーにつけいるための重大なヒントであったのではないか?

もしかしたらキースは心の奥底で、ジョミーの返答に失望したのかも知れない。

力への無頓着さ、
自分が抱いているシステムへの反感を共有するには、あまりにジョミーは未熟すぎる…と。



しかもその「力」。

自転を止めるほどの力の割には、最後のマザーとの対決に手こずってるような気がするのは私だけか……?
思念波合戦なんてしてないで、物理的にぶち壊してしまえばよかったろうに…ね。