勝手気ままに漫画を語ろう!忘れちゃってた古〜いのやら、昨日たまたま観たのやら。

ふと思い出して語りたくなったあの漫画。細かい事忘れてても気にしないで書いちゃってます。のんびり書けるときだけなので、更新は疎らです。気長にお付き合い下さいね。

スラムダンク……いちおうバスケ経験者だし、せっかくだからバスケの話をしよう。

経験者…といっても、昔々の話。
まだ、スリーポイントシュートが無かった頃だ。

スラムダンクを読んで驚いたのは、ポジションの名前。 

ポイントガード

なに?

ガードとかフォワードとかセンターなんて、カッコいい呼び方、無かった。

うちが弱小の中学校だったから、知らなかった?
でも、私が3年の時に転任してきた新顧問の先生は相当なバスケマンで、私達は一気に強くなった。
そういう先生ですら、そんな名前を使ってなかったから、その頃には無い用語だろう。

ポイントガードに相当する名称は

リードオフマン

センターは

ポストプレイヤー

……と言ってたかなあ。

私のポジション?。

いちおう背が高い方だったから、ゴール下をウロウロ。
目の前でジャンプシュートに入った相手のボールを、上から抑えることができた。

でもねっ!

シュートの際、まだ手を離れていないボールを上から押さえるのは、

ファウルっ!!!


そこで、気になることがある。

スラムダンク

ヤマオーとの試合。

最後に花道が沢北にカマした「返せ」は、

ファウルではないのかっ?!

沢北の手からまだボールは離れていない。
しかも、後ろから、
明らかに、ボールを押さえているのではないか?

いや、すいません。
 
以前これをスラムダンクの大ファンの方に言ったら、凄くイヤそうな顔されたことがある。

あの最高に盛り上がるシーンにケチつけてるわけじゃないから。

ただ、同じようなことをして、
過去に何度もファウル取られて、
挙句退場食らったこともあるもんで、
あれがファウルではないのなら、私の青春のちょこっと悲しい部分を返せ〜〜〜っ!と言いたいだけで…。


いや、話を変えようっ!

花道と言えば、あの脅威的なジャンプ力。

ならば、「ウルトラジャンプ」をご存知か?

あ〜漫画雑誌のことじゃないよ。

藤原栄子 作。
「チビでも選手」!
     (なんか凄いタイトル)

中学生のさつきは快活でお調子者。背が低〜いんだけど、ひょんな事からバスケを始める。
そんな彼女がマスターするのが
ウルトラジャンプ」!

リングの上まで跳び上がり、ボソッとネットに落とすようにシュートを決めるのだ!

元々は転校してきた美少女・赤星さんの得意技。
さつきは赤星さんに頼み込んで、ウルトラジャンプの特訓を受ける。

円の中心に立ち、周りから一斉にボールを投げる。
「すばやく飛び上がって避けないと……」


バスケのリングの高さは3メートルくらいだったと思う。長身の赤星さんでも多分170センチほど?
さつきに至っては150センチあるか?
それがリングの上まで跳ぶ。
そんな跳躍力が、ボールを避ける特訓で身に付くのだろ〜か。(どんな特訓でもムリだ)

この漫画はスポ根ものではない。
スポーツで世界征服…とか、かなり飛んだコメディタッチ。実は赤星さんはオトコだったりもする。

……にしても、そもそもジャンプ力ってのは、ある程度「持って生まれたもの」ではないだろ〜か。
足の速い子は最初から速い。それと似たものだと思うよ。
文字通り「血で飛ぶ」ってヤツだ。


アタックNO1。

こずえに比べてジャンプ力が劣ると指摘された三条さんが、夜中に練習するシーンがある。
ただひたすら、高い木の枝に向かって跳躍!
手を伸ばして何度も何度も……。

涙ぐましい努力だけど、そんなんではジャンプ力は伸びないよ、きっと。




バレーやバスケの空中戦でモノを言うのは、ジャンプ力ももちろんだけど

耐空力!

河田が言うところの
「あれ?まだいる」
「ズイブン長いこと空中にいるんだな」

って、アレだ。
実際、耐空力が無いとリバウンドなんか取れないし。

では「耐空力」とは実際何なんだろう。
耐空力が存分に発揮されている時、よもや重力の法則が破綻しているわけじゃないよね。
でも確かに、同じようにジャンプしても、
速く落ちてくる人と、フワリと着地する人がいる。
耐空力があるとか無いとか、
その時の物理法則がどうなっているのか、ひじょ〜に興味があるところだ。



バスケの話に戻ろう。

ポジションの呼び方やスリーポイントは変わったけど、変わらないところもある。

スラムダンク中の、
ランニング途中にダッシュしたり、サイドステップでフットワークしたり、ツーメンやスリーメン。
練習のやり方は昔と似たようなものだ。懐かしい。
プレスディフェンスも、教わったのとほとんど同じだし。

走る、跳ぶ、止まる、方向を変える。
これがバッシュの中の足先にかなりな負担をかけるらしくて、足指の爪が紫色になり、何度も剥がれたもんだ。
花道は靴下を履いてなかったようだけど、いや、そりゃ、考えられんわ〜〜。

今でも時々、バスケをやってる夢を見る。
ボールを持ってジャンプしたら、ギリギリでもリングに届きそうになる。そこで、なんとかボールをねじ込んでシュートを決める夢だ。