勝手気ままに漫画を語ろう!忘れちゃってた古〜いのやら、昨日たまたま観たのやら。

ふと思い出して語りたくなったあの漫画。細かい事忘れてても気にしないで書いちゃってます。のんびり書けるときだけなので、更新は疎らです。気長にお付き合い下さいね。

アニメ「勇者ライディーン」……巨大ロボットの操縦者について

アニメ「勇者ライディーン」がJ-COMのメガパックに入っている。
全話、見放題だ!

このアニメは、リアルタイムで全話観た。
1話目からハマって、相当に入れ込んだ。

…と言っても、当時の「入れ込み方」は
現代のヲタクとは全く違う。
ビデオもDVDもグッズも無い。
週一回の放送以外、手にできるものは何にも無い!
そのアニメを手にしたい!と思ったら、

自分で描くしかないのだ!

私が絵を描くようになったのは、まさにそれだ。
気に入った漫画やアニメのキャラを描いては、
クリアホルダに入れて下敷きがわりにしていた。
ライディーンも例外にあらず、
洸や
スパーカーや
ガンテまで描いた。 

懐かしい〜。

当時、何がカッコいいって、
ライディーンの内部で洸の腕に繋がるアームのようなものだ!

それまでのロボットはもっぱら操縦席に並ぶレバーやハンドル、ボタンで操る。いくら子供でも、操縦桿のようなスティックでロボットの手足が動くのはおかしいと気付くわいって!

あのアームはライディーンの腕に(ある程度)連動しているらしい。
とは言え、100%繋がってるわけではなさそうで、
どっちかと言うと実際の動作よりも、意識を伝達しているのかも。エヴァの神経接続のような。
ただ、あんな風に物理的に繋がった姿は説得力があり、斬新だった。
さらには、ゴッドバードに変形する時。
上部にあるレバーを両の手で握り、
「ゴッドバーード!」で、引き下げる。
このレバー、通常は見えてないから、どっかから降りてくるんだろう。
なんとも、神秘のロボット・ライディーンにしては
チープな操作だけど、その時はたいてい画面回転とTU(トラックアップ、カメラが寄ること)が合わさって、神谷明の掛け声と共に絶妙に盛り上がる!
変形シーンでも毎回出るカットじゃないので、
見られた回はラッキーだった。

思えばライディーン以降、ロボットの操縦法に工夫が見え始めた気がする。

誰でも操縦席に座れば動かせる。

そんなロボットから

操縦者はオンリーワンになった。

リモコンさえ手にすれば、
正義の味方にも悪魔の手先にも……
これは、リアルで面白い。
が、
この時代にはそれよりも、
パイロットとして「選ばれること」の特別感や
代わりはいない使命感が
ヒーローへの憧れをくすぐったのだ。

加えて重要なのが、特別な体質や特殊な血筋だ。
 
洸の母は古代レムリア国の王女。しかも異能力を持った巫女だ。
デュークフリードはフリード星の王子。
ジミー・オリオンはガニメデ星の王子。
タケシはアポロン星の王子。
ライガーはエンペリアス星の王子。
盾剣人はエリオス星の王子。
エドワード・ミトはエドン星の王子。(もともと「王子」をウリにしてるし〜)
剛兄弟ばボアザン星の王位継承者と地球人のハーフだ。 

王子だらけ。
ロボットのパイロットになる異星人は、高貴な生まれの者が多い。

一方、生粋の地球っ子パイロットは、
元不良とか、
暴走族とか、
乱暴者とか、
ひねくれ者とか、
孤児や、素性がイマイチわからない者が

「何か」がマッチした…
あるいは
たまたま…

で、最初は半強制的にコクピットに放り込まれることすらある。結構乱暴だ。
だからメンバーの中には必ず協調性に欠け、言葉遣いが粗野で、独断専行するヤツがいる。時には主人公そのものがソレだから。

ヒーローもので、厳しいテストを受けて
ポジションを勝ち取ったって設定は、
私の記憶の範囲内では、

ゼロテスターと
ダンガードAくらいしかない。

とは言っても、一文字タクマは結局、訓練教官キャプテン・ダンの息子だった……。






ここで、ちょっとモヤモヤする話をしていい?

コンバトラーは5人のパイロットの脳波を合わせて合体する、確か。
脳波を収束するのがロペットというロボットだ。
操縦法はヘルメットを介して特殊な信号?で伝達。
しかも豹馬が両腕を無くした時は、脳波だか気合だかで、フリーハンドで操縦ができていた。
ところでこのコンバトラーの合体シーンなんだけど、看過できない問題点が…。

コンバトラーの合体は、ロペットが
「コンバイン・オーケー」と言ってから、
豹馬の「レ~ッッ!」に続き全員で「コンバイン!」と唱和して開始される。

単なる掛け声ではない。
これにより5人の脳波と意志を統一し、ロペットが受け取る事で初めて合体が可能になるからだ。

ボルテスではこの際の声紋が登録され、他の人間では合体できなくなっているほど
大切な大切な号令なのだ。

なのに!

小介!

キミはどうした?!

他の4人が大きくクチあけて叫んでるのに、なんと小介はクチを引き結び、むひょ〜じょ〜なのだ!

ところが、思わぬことで問題はさらに続く。

私はこのブログの記事を記憶だけで書くことにしている。ネットを探れば当時の映像や資料が見つかる時代だけど、そこは敢えて曖昧な記憶のまま、 
好きだった頃の勢いで。
検索して見ちゃって自分の記憶違いに気付いたりすると、記事がそこから書けなくなるし〜〜。

それがだ。

ちょっと魔が差して、
見てしまった。

コンバトラーの合体シーンを。

あ?

あれ?

小介の表情が?

記憶と違うっ!!

いや、そんなはずは……。確か、正面向いてクチを閉じた顔だ…ったぞ?
途中で描き直しされてた?
私の記憶違いか?
いや、だとしたら、
こんなにもはっきり覚えている、あの小介の絵は
どっから持ってきた記憶なんだ?

あああああ

モヤモヤするっ!

やっぱり、検索して観るのは良くないわ。

ちょっとうろたえてるので、「続く」。