勝手気ままに漫画を語ろう!忘れちゃってた古〜いのやら、昨日たまたま観たのやら。

ふと思い出して語りたくなったあの漫画。細かい事忘れてても気にしないで書いちゃってます。のんびり書けるときだけなので、更新は疎らです。気長にお付き合い下さいね。

ベルセルク……謎の欠片を集めてこの先に展開するはずだった物語を妄想しよう⑤謎の整理もそろそろ最後?最新話が公開される前に恥かきついでに書いちゃおう。

それでは前回の続き。
べヘリットについてちょっと考えてみる。
●ガッツが持ってるべヘリットは、誰のものなのか。
そもそもあれはナメクジ伯爵からバルガス経由で奪ったもの。
伯爵が死んだことによって、持ち主が変わることになったのだろうか。
あっさり結論を言うと、
あれは、ガッツのものではない!
……と思ってる。

ゴッドハンドのコンラッドが「彼は因果律に選ばれていない」と言っている。
この「選ばれる」というのは生まれつきのものだ、と私は解釈する。
途中からの付与はないと思うんだよね。
だからべヘリットを持っていても、所有者にはなれない!てのが正しい解釈ではないか。
が、気になるセリフはある。
スランがガッツにこう言うのだ。
「あなたも捧げてみる?」
え?それ、できるの?
ゴッドハンド内で見解分かれると困るんだけど〜。
そもそもガッツはすでに贄の身。
もう誰かの贄になることもできない。その彼が、誰かを贄に捧げることなんて可能なのか?
血を吐くほどの渇望が彼らを呼び出すのなら「彼らを斃す」というガッツの望みがそれに足らないとは思えない。
なのに未だ、べヘリットは応えないぞ〜。
彼にはやはり、その資格が無いからと考えるべきではないか。
どのみち、もし、べヘリットがガッツのものでそれを使って使徒に転生できたとしても、その程度ではグリフィスに勝てない。
話の展開上では無意味に近い愚行だよ。
もうここは、
べヘリットがガッツのものなのか?
よりも、
ガッツにべヘリットを持たせ続けてる事の(ストーリー上の)意味を推理するのがいいって気がする。
その前にいくつか問題を挙げたい。
私はベルセルクを途中から読み始めたクチなので、後になってナメクジ伯爵の件を読んだ時は、べヘリットが2回使えたことにかなり驚いた。
そ〜いやべヘリットって使った後はどうなってるの?
皆さんフツーにそのまま所持してるの?
なんとなくのイメージだと、願いを叶えたあと四散するドラゴンボールのように、次の持ち主に遭うために何処ともなく飛んで行きそうな……。
あ〜でも、
ガッツが使徒を斃した跡地で髑髏の騎士がべヘリットを拾ってるシーンがある。
髑髏の騎士の「喚び水の剣」は、そんな具合に使徒から回収したのを練り直したものだとか。
…ってことは、使徒達は何らかの形(方法)で転生後もべヘリットを持ち続けてる…でいいのかな。
ワイアルドは瀕死の際に、グリフィスのべヘリットに頼ろうとしたっけか。ヤツは相当にぞんざいっぽいから、どこかへやっちゃったんだろ。
几帳面そうなロクスとかなら、絶対ちゃんと持っていそうだ。
べヘリットってさあ。
現世にある数、決まってるのかな。
一旦転生したらきっと滅多に死なないから、さらに使徒が増えるためには随時追加補給されるのか?
なんかそれもなあ〜。
少なくとも覇王の卵は5個しか存在しないと思いたい。
そしてグリフィスもきっとまだ、覇王の卵を所持してるのだろう。
それも2回使えたりする?
ゴッドハンドがもう一度べヘリットを使うなんてこと、何が起こるか想像も、いや、妄想もつかない!
うそ(笑)。
実は私はグリフィスが他のゴッドハンドを屠り、覇王の卵を5個手にする姿を思い浮かべてしまうのだ。
さて、
何が起こるか。
べヘリットを集めることが更にべヘリットを引き寄せ、喚び水の剣が空間を拓くように、高次の存在への道を繋ぐとしたら?
万一よ。それだけの数で一気に叫びでもしたら、読んでる方も総毛立ち必至だよ。
使徒達はべヘリットを強制的に取り出される格好になり、滅ぶ。
その時その場に、唯一人間として立っているために、(作者は)ガッツにべヘリットを持たせているのではないか?
5つの覇王の卵と無数のべヘリットを集めたグリフィスは、神との対峙を渇望する。
そのための生贄は、彼の創り上げた国ファルコニア。
そんな展開は、さあ、どうだろう。
全てのべヘリットを神に叩き返す事で使徒は消滅。
ファルコニアも崩壊。
幽界への道が大開放された後は多分収縮して、魔の消えた世界が残されれる。
グリフィスは勝ったのか?
神に勝つとはどういう事か?

私の妄想するベルセルクのラストはそ〜んな感じ。

もうちょい整理して、まとめてみようかな。

次回ね(笑)

さあて、ほんとにもうすぐ最新話が公開になるのかな。
ここまでの私の妄想が瓦解するのか楽しみで仕方ない。
その時はしれっと内容差し替えて、無かったことにしよう!