勝手気ままに漫画を語ろう!忘れちゃってた古〜いのやら、昨日たまたま観たのやら。

ふと思い出して語りたくなったあの漫画。細かい事忘れてても気にしないで書いちゃってます。のんびり書けるときだけなので、更新は疎らです。気長にお付き合い下さいね。

約束のネバーランド……展開を超無責任に予想。本当に超無責任だから、笑って流せる方だけでお願いします。

夜、布団の中で、「約束のネバーランド」の結末をあれこれ考えていたら、

眠れなかった……。

結論の出ない妄想は、無限のループだわ。

でも、せっかくいくつか考えたんで、覚書的にメモっとこう。

そんな程度の話なので、さらっと。



●もうひとつの約束。

それは

七つの壁に辿り着いた者がいれば、
それが人でも鬼でも、
その者の願いは
必ず叶えること。 

●鬼の発生について、ノーマンは嘘をついている。

人を、それも質のいい人を食べないと、鬼の形態は劣化するとか。
エマが潜入した鬼の街では、質の良くない人を食べているらしき鬼達がいたけど、特に知能が下ってる様子がない。食べてる期間の長さが問題だとしたら、ソンジュはどうだ?
彼が最後に人を食べたのは相当前な気がする。彼はその後、どうやって形態を維持しているんだろう。単に宗教の力とは思えないし、万一それが可能としたら、凄い宗教。
そしてノーマンはエマ達がソンジュに会ったことを知らない。
レイがその矛盾に気付き、ノーマンを追及。そしてノーマンに違和感をおぼえる。
ノーマンと袂を分かつのはレイ。なぜなら、エマにはノーマンを疑うことなどできないから。

レイはとにかく七つの壁に行こうとエマに言う。そしてノーマンには自分達が壁から戻るまで、鬼との決戦は待てと約束させる。
……が、確信犯か不可抗力か。
ノーマンはその約束をやぶってしまうのだあ〜〜!


どう?

どう?って言われても……よね(笑)。

布団の中での妄想です。

はるかなる風と光……「約束のネバーランド」のエマ続きで思い出したから。

確か、話は島に響き渡る人々の歓喜の声で始まる。
彼らが唱えてるのは

「クイネマ」。

讃えているのはひとりの少女。

そして解説が入り、時間が戻る形で物語は始まる。

クイネマ。
クイーン・エマ、だ。

場所は南太平洋のちいさな島。たしか、キング島。とても英語圏とは思えないけど、時はヨーロッパの植民地化政策真っ只中。クイーンと称されるのは気分複雑じゃないか?。
「クイネマ」は「クイーン エマ」が縮まったのかとずっと思ってて、連載当初からヘンな略称だと半分白い目だったけど、ここへ来て、ちょこっと待て!

これは現地語?

あっ、そうだ、絶対そう。(だと思おう!)

いや〜、オトナになると多少はその辺、思い当たる門戸が広くなる!。



「はるかなる風と光」は、超ざっくり言うと、

南太平洋の小島でイギリス商人と島の族長の娘の間に生まれたエマが、
これからの教育を受けるためにイギリスへ渡り、
差別と迫害の末フランスに逃れてナポレオンと巡り会い、
彼の協力を取り付けて島の発展を目指すが、
イギリスが植民地支配しようと乗り込んできて、島を焼け野原にしてしまうものの、
その干渉をはねのけて再興を誓う。

そんな話だ。

あるインタビュー記事で美内すずえ先生は、
尊敬する人物は「ナポレオン」と答えていた。
と、いうより、美内先生のナポレオン好きは、ファンの間では周知の事。
この漫画の中にナポレオンが登場した時は、

きた〜〜〜〜っ!

と、思った。

その役割たるや。

美内先生はこの漫画でエマを描くのではなく、
ナポレオンを描きたかったから、この漫画を始めたのではないかな。

タイトルの「はるかなる風」や「光」も、ナポレオンがエマに寄せた言葉から来ているしね。

一番記憶に残るのは、ナポレオンがエマに課した「テスト」だ。

差別と迫害からフランスへ逃れたエマは、イギリスのスパイの疑いをかけられ、ナポレオンの行軍の前に引きずり出される。
フランスに来て日も浅く、フランス語を聞き取って理解はできても話すとバレるし、フランス語を読んだり書いたりはムリ。
口がきけないフリをするものの、ナポレオンは弁明をその足元の雪の上に書け、と言う。
ハラを括ったエマは自らの潔白を英語で雪に書き、拙いフランス語で訴えかける。その姿に何かを見たのか、ナポレオンはエマに目をかけ、彼女の訴えを聞き入れる。そして、ある「テスト」に合格できれば、故郷の島の発展を援助すると約束するのた。

その「テスト」とは。

 牢獄のような部屋で、1週間だか10日だか😰過ごす。それだけ。

さて、その牢獄に入ってみたら…。

宮殿の部屋のように豪華で贅沢!何着ものドレスやらゲームやら。
エマ曰く。
何日だって居られるわ〜〜〜!

テーブルの上には1冊の本。
フランス語…読めないわ! ポイッ。

ひとしきり遊んだエマはベッドの中で思う。

島のみんなはどうしている。
みんなに会いたい。
みんなを豊かに、幸せにするにはどうしたらいい。
ああ…知識が欲しい…!

……本……だ?。

そうだ、なぜ気付かなかったんだ。
何が書いてある?知りたい!

テーブルの上のフランス語の本。牢獄の外にいる番兵を叩き起こし、本を読み上げてもらうのだ。

そして規定の日が過ぎて。

再び会ったナポレオンはエマに質問を浴びせかける。

ナントカ国の主要産物は?
ナントカを産出する主な国はどこか?
モロモロ……

必死についていくエマ。
つまりそれは、すべてあの本に書いてあったこと。

「よろしいっ!」

エマは合格した。
側近のおじいちゃんか言う。

「閣下はあの部屋でお前が何を選ぶか、見たかったのだ。着飾って遊ぶか、苦労しても知識を求めるか。
閣下も若い頃はたいそう本を読まれたものだ」

😰だから、多少言葉は違うだろうけど、そういうような事だ。

どっちかって言うと、ずっと本を読まされ続けた番兵さんにも褒美をあげてよね。
まあでも、最初は嫌がる番兵を味方につけてしまうエマの人柄も、テストのうちだったのかもね。

質問をするナポレオンは、とにかくシブい!
特に関心も無いように忙し気に歩きながら、背中越しに話す。
ホントは気になってた?
合格を認めた後の表情はわからないけど、きっと、口角はあがってたよね。

ここらへんの書き方、ナポレオン愛を感じる〜。

漫画は確か、イギリス軍に焼き払われたカカオ畑で新芽が芽吹いているのを見つけ、再興を誓う辺りで終わる。
ナポレオンの最期についてはふれてなかったと思う😰。

大恩人のナポレオンが、流刑地で死を待つばかりと知ったら、エマはどうしたろう。

彼を助けに行ったり……

しないか〜〜!

そんな続編や、歴史は、

無い!

でも、ひょっとしたら、並々ならぬ行動力の彼女だ。こっそりナポレオンを助け出して、キング島に迎えたりして……

ないかな、美内先生〜。

豊かなカカオ畑越しの夕陽見つめる、ナポレオンとエマ。

誰も知らない歴史!
まるで、義経・チンギスカン伝説!




昔々、宝塚歌劇で観たなあ。

「この恋は雲の涯まで」。

義経が北海道から大陸へ渡りチンギスカンになる、おなじみの歴史ロマン。
船に同乗した静御前が、荒れる海を沈めるために身を投げる。その死んだと思った静が大陸の漁師に引き揚げられ、そのまま奴隷となって義経と再会する、ちょっとショッキングな展開だ。
彼女の名前は「カン」。女奴隷の中ではアネゴ的存在。身を売る女に堕ちたことや、その運命を語るセリフが子供の私には生々しかった。
カンは結局自害するんだけど、「チンギスカン」の名前はその「カン」から取ったとされている。
 だからこの歌劇は
チンギスハーン ではなく
チンギスカン で語られている。

主演は、甲にしきと大原ますみ。

宝塚はそれなりに通った。
時代はベルばらよりも少し前の頃だ。

ちなみにご贔屓のトップスターは

郷ちぐさ。
チャッチーだ!


この恋は雲の涯てまでを観た帰り道、親に言った。

あれ、ホンマなん?

答えは

アホか!

「約束のネバーランド」を没読みしてて、アタマの中が中が只今真っ白。

古い漫画の思い出し話をする場なんだけど、とにかくここ10日ばかりはどっぷりと

約束のネバーランド」。

アニメをちらっと観て、なんか気になって、ちょこっとウィキを読んでみて。

なんか…どころじゃない。
めちゃめちゃ話が気になるやん〜!
…と、読み始めてしまった。
ネタバレ記事をだ!

はい。
すいません。
本誌を買いもせず、ネットのネタバレやら考察記事やらで済ませてしまう困った輩。
それが、私です。

…というか、苦しい言い訳させてもらうと、漫画で読むより文字で読む方か好きなのもので…。
さらに私は「飲み込み」がひじょ〜に悪い。
話の展開やウラや意味になかなかついて行けない。
映画を観ていて連れに
「ねえ、今の何?」とか「なんでそうなるの?」とか聞きまくる面倒くさいヤツなのだ。
だから近年、映画はネタバレを読んでから行く事にしている。

つまんね〜!

と言われても、いや。
私にはそれくらいがちょうど良くて、それで十分楽しめちゃうから良いのだな。話について行こうと必死になる必要が無いから、ゆったり画面を観ていられるしね。

で、
約束のネバーランド」を最新の120話まで、ネタバレ解説付の記事をせっせと読んでいたわけだ。

実に聡い子ばかりで驚くけど、それをシラケさせない理由もちゃんと付いている。あんな謎解きは、前述の通り、私にゃ絶対ムリっ。
子供達がみんな素直で良い子ばかりなのがちょっと
…だけど、もしかしたらそれにも何か仕組みがあるんだろうか。
ハウスで、ママひとりで飼育することが前提だから、なるべく素直で大人しい方か扱いやすい。しかも頭が良く育つ可能性のある子を選別していくこと、1000年。
凶暴なオオカミから、このやり方で従順な犬を生み出したらしいから、人間だってイケるだろう。

それにしても、タイトルに「ネバーランド」を持って来た巧みさには身震いがする。

子供だけの国。
決して大人にならない国。
大人になれない国。
大人になれない子供達。なぜなら……。

そんなネーミングセンス抜群な中に「ピーター」という名の人物も登場する。
そりゃ、ネバーランドだもんね、ピーターは必要よ。だけど、コイツ、良からぬ大人のトップだよね、今のところ。
人間界から見たら秩序を守る砦だろうから、いいのか?
とにかく、ネバーランドにおける「ピーター」の名を、深い意味なく付けてるとは思えないので、今後の展開の、大注目ポイントなのだ。

でもね〜実はね〜
ルーカスが、かなりなどんでん返し食らわす曲者だと予想してた。
だってね、腕と足が…って、そりゃ、

フック船長だろっ!
絶対味方なはずがないだろっ。

でも、結局最後までとても泣かせてくれるキャラだったんで、ピーターの件もハズレかな。
そうだ、「スミー」って名前も出てきたよね。話の中だけで、既にヤラれちゃってる扱い?
そんな人物にわざわざ付ける?「スミー」。
ミネルヴァさんの仲間と言うより、フック船長の手下だもんね。

そうこう言い出すと、まだある。

「ミネルヴァ」はローマ神話、知恵の女神の名だ。
もっと言うと、クラッシャージョウの愛機だ(カンケーね~ですね)。
かたや「ラートリー」はインド神話の夜の女神。
夜!
ミネルヴァはなんとなくムリクリでも明るいイメージなので、昼にしてしまおう!

「昼と夜を探せ!」?

あ〜、さすがに考え過ぎな域だけど、疎い私でもいろいろ頑張って謎解きにチャレンジだっ!!




いずれにせよ、再登場したノーマン。
反旗を翻して鬼を全滅させる気満々だけど、きっとエマの目指すところはソコじゃないよね。彼女には鬼との完全な共存の構想があるに違いないから。

エマとノーマンは、袂を分かつと予想。

新たな「約束」がなんなのか、全く??だけどね。


……今ねえ、
ラジオでナントカ豚ってブランド豚のCMが流れた。
「いい飼料で、愛情持って育ててます!」。
う…………。

めっちゃ、複雑な気分……。

私が育った路地の公園の、まさに真横に、鶏の屠殺場があった。ごく普通の町中の、住宅が並んでいる場所に…だ。
子供が遊ぶ遊具の脇を、鶏をたくさん乗せたトラックが、日常的に通る。遊んでいる横で、鶏たちの悲鳴にも似た鳴き声が響く。
時には羽が散らばってたり、真っ赤な水を流して床を洗っているのを目にする。
そこら一体はいつもなんとも言えない臭いが漂っていて、前を通る時は息を詰めたもんだ。

多分今なら、子供の教育に悪いとか、衛生的に問題だとか、臭いや鶏の壮絶な鳴き声に苦情が殺到するよね。まあ、良くも悪くも、昭和の時代はまだそんなもんだった。
鶏肉が食べられなくなる友達はいなかったし、そんな町中にそんな場所があることに、疑問を呈する人もいなかったんだと思う。





「エマ」って聞いて、最初に頭に浮かぶもの、何?

私はやっば

クイネマ。

いや、「クイーン・エマ」ね(笑)。

クイーンエマ!クイーンエマ!
唱えて叫んでるうちに
クイネマ!……に、なる?
かなりムリ。
いらんやろ。
なんでわざわさこんな縮め方したんだろう、美内先生。

何の話かと言うと、

「はるかなる風と光」。

強い遺志と行動力で、故郷である南太平洋の小島の主権を大国から守り抜いた少女の話だよ。

誰もわかってくれない……誰かわかってくれるかな?古い漫画だからな〜。

ネットで検索じてみると、

「だれもわかってくれない」

というタイトルの本が出る。
出るというより、こればっか出る。

他には「誰にもわかってもらえない」という悩み相談だ。

「漫画」という縛りを付けて、「だれ」は漢字で「誰」にしよう。ようやくなんとか見つかる。
これはそんな漫画だ。 

そりゃそうか。半世紀くらいは昔の作品だもんね。

「りぼん」。多分「ビバ・バレーボール」と同時期だと思う。 
武田京子 作。単行本1巻完結。

昔の漫画を考える時に驚くんだけど、
記憶に反して異常に短い!
読んでた時はもっとずっと長い気がしていたのに、これも1巻で完結ぅ?
子供の頃って、読むのが遅いんだろうか。吸収する事が多いから、長く感じるんだろうか。

「誰もわかってくれない」。

暗くてヤなタイトルね〜。
なんでこんなタイトルなんだろう。そういえば主人公の女の子が「誰もわかってくれない〜」と心で叫びながら走るシーンがあった気がする。
でも、全体的に話はそこまで暗くはないと思う。ちょっとタイトルしくじってるんじゃないかな。

主人公はジュンという女の子。多分小学生……?高学年……かな😰
貧しい家庭の子で、目の見えない弟がいる。明るくて真っ直ぐで家族思いの良い子だけど、貧しいということで、クラスではのけものにされがち。
そんなジュンがある時通りかかった大きな家に、裕福そうな家族が越してきた。そこの娘はジュンに気さくに声をかけ、
「私の名前は早瀬奈留美。覚えていてね」と言う。

ん〜〜字は😰だわ。カタカナにしよう。

そしてナルミはジュンのクラスに転校してくる。
お金持ちで可愛くて優しいナルミはみんなの憧れに。そして彼女は越してきて最初に会ったジュンを一番の友人として接し、二人は親友になる。  
貧乏者のくせに…!と、クラスのいじめっ子、五味さんは面白くない。

放課後の掃除中、ナルミはジュンから貰ったペンダントをバケツの水に落としてしまう。長袖のブラウスのまま、水に手を突っ込むナルミ。慌てて袖をめくろうとしたジュンを、ナルミが払いのける。
その血相は尋常ではなかった!

こんな風の話。
文字にしてしまうと、なんともダラダラした大したことも起きない子供の争いか?(笑)
これを読んでた頃は私もナルミやジュンとちょうど同世代だった。
ジュンは貧乏家庭の子供だという設定だけど、この頃の一般家庭って、まぁまぁ、こんなもんだったよ。いつも同じ服着てたり、つぎ当ても普通。
自分の部屋があるような子はいなかったと思う。
だからお金持ちのナルミに、やっぱ憧れたな〜。

手を払いのけられたジュンは、ナルミに嫌われたかと、しょげて弟に顛末を話す。
弟。
これがまた、よくできた素直な良い子で、
「汚れた手でめくろうとしたんだろ?」と屈託なく笑う。
なるほど、ジュンの手の平は黒く汚れていた。

…が、五味さんは納得しなかった。
なぜならナルミは転校してきて以来、いつでも必ず長袖を着ていたからだ。
五味さんはナルミを呼び出し、いきなり彼女の右袖をめくった!

「き、気持ち悪いっ!」

ナルミの右腕には、傷とも瘤ともつかない、醜いアザがあった!

彼女はこのアザがもとで、これが友人にバレる度に転校を繰り返していた。
「一生、毛虫」。
とか言われたらしいよ。子供って残酷だからねえ。

五味さんはこの秘密をタテにジュンとは絶交しろ、友人は自分だとナルミに約束させるわけだ。

なかなか凄い話になってくるよね。
ナルミに裏切られたと絶望したジュンが。ガラスの破片でナルミに切りつけるシーンまである。
切られるのは、ちょうどアザの場所だ。

アザに加え、切り傷痕。ボロボロじゃん。

さすがに細かい展開は😰😰😰だけど、最後はちゃんとハッピーエンド。

アザのコンプレックスを乗り越えたナルミ。
会心した五味さん。
すべてを許したジュン。
3人で遊びに行く電車の中。
ナルミは上着を脱いで、半袖のワンピースを見せて言う。

初めて半袖を着た。今までならこんな勇気はなかった。

そうして右手のアザを見せるんだけど、

ん〜〜?あれ?

最初の頃よりも、アザの描き方が甘くなってた記憶があるよ。ま、いいか。

てな感じの、終わってみればいい話。
昔の漫画では、貧しい家庭の子はとてもいい子だよね。
この漫画で記憶に残ってるのは、

万年筆だ。

ナルミがジュンにペンダントと交換であげるのが万年筆。
そうだ。
仲良しの友達間で、何かを交換し合うのはよくやった。お互いずっと肌見放さず持ってること、そしてそれは2人の秘密だ。
この漫画ではその秘密が五味さんに利用され、ジュンがナルミから盗んだことに。
五味さんにアザの弱みを握られたナルミは、それを肯定してしまうのだ。

万年筆。 

中学に上がる時に買ってもらったりする、ちょっと背伸びした特別なものだ。
スポイトでインクを補充する。カートリッジになってるものもあるけど、補充式の方が、より大人っぽくて憧れだったのだ。

かと言って、大人になって、万年筆。
ってないな。


今思えば、ナルミのアザ。
手術でなんとかできるよね、多分。
お金持ちなんだし、転校と引っ越し繰り返すよりよっぽど現実的だ。
高原由紀の顔の傷だって、綺麗に治った。単純な外傷は手術可能だそうだ。硫酸で組織から壊れた蔵王権太はダメったらしい。 
あの一件以降、「権!」と呼び捨てにしてた由紀が「権太さん」と言い始めたのには引いたっ!
いや、いくらなんでもそこまで…。
       
         「愛と誠」の話です。

ナルミのアザが何故付いたのかは、本編には出て来なかったな。
あと、「五味」って名前。
ジュンが悔し紛れに「五味(ゴミ)、クズ、カス!」と独り言を言うシーンがある。
思うに、このセリフを入れたくて、この名前にしたんじゃないか……(笑)。

単なる語呂合わせだけど、言ったように、子供は残酷だ。
この名前の方が、小学生の頃にこれがモトでいじめられてたりしてたら悲劇。

リンリンちゃんの漫画……「みどりの炎を勝手に深読み。

美内すずえの漫画はいろいろ読んだけど、今すぐにタイトルやあらすじが浮かんできたものは

ジュリエッタの嵐

みどりの炎

パンドラの秘密

それぞれ、強烈に記憶に残ってるシーンや引っかかってる箇所があるのだ。

まず、「ジュリエッタの嵐」。
既読の方なら予想はつくと思うけど、
あのツララだよね。

洞窟内で疲れて眠るジュリエッタとヘンリー。
その頭上から焚き火の熱で溶けたツララが……!

ヘンリーの腹部直撃っ! 

あんなでかいツララの、しかも根本が溶けて落下するものなのか?

……とずっとモヤモヤしていたら、相当後になって同じような漫画のシーンに出会った。

タイトルは覚えていない😰。
ヤングジャンプとかヤングマガジンとかオリジナルとか、そういう類の青年誌だ。
折れて散りながら落ちてくるツララ。逃げる人々。
子供をかばって地面に伏せた女性を背中から「ドカッ」と串刺しにする!

いや、もう、こういうの、本当にあるの?

ネットで検索してみると、毎年そういう事故はある…と出る。 

ホントですか〜〜〜。

そう、雪国では軒先のツララば危ないから折るんだよね。
とにかく子供の読む漫画としては、相当に怖い現象だったのだ。
そういえばこの漫画、冒頭にギロチンで落とされた王妃の首をしっかり描いてたもんね〜。

「パンドラの秘密」はなぜ覚えているかと言うと、超能力モノだったから。 
これ一番ね。
次には主人エイメの髪型だ。
 
耳の前で小さな三つ編みにする。

あのスタイルを真似た。
本当は首に巻いたリボンも真似たかったけどうちの親には理解されず、「首輪はやめ!」と一蹴されてしまった。
クライマックスで津波を呼ぶシーンはかっこよかったけど、結局、巫女としての役割とは何だったんだろう……と思わざるを得ないラストな気がする。
一族が拉致されるのを防いだ、のはいい。
でもその結果、住む場所も無くし、この世界から退去する道を示しただけだ。
つまるところ、キミ達にはこの世界で生きる場所は無いよ、だから行きなさいってか〜?。
巫女の超能力は、彼らを黒い扉の向こうへ逃がす時が来たら、その時間を稼ぐためのものだったとか〜?

まあ、それなら多少は納得…か?
なんだか何の解決も得られないラストで、かなりモヤモヤした訳なのだ。

そして、さらに問題の「みどりの炎」。

これを読んだ後味はさら〜に複雑だった。

キャロルがかけおちした姉に会いに訪れたのは、砂漠の中の陰気な町。他所者を毛嫌う無愛想な人々、町はずれの不気味な森。
幸せだろうと思っていた姉はやつれ果て、怯えるように暮らしていた。
長い間砂嵐から町を守ってきた森の木も壊滅寸前だという。
そんなある日、植樹のための苗木が運ばれてきた。大切に扱えと言われたにもかかわらず、キャロルは枝を折ってしまう。…と、そこからはまるで血のような真っ赤な液が!
とっさに姉は自分の手の平を傷付け、折れた枝をつかんで人目をごまかす。そしてキャロルに今見たことは忘れろ!と叫ぶように言うのだ。
翌日から姉は体調を崩し、病院に隔離されたあと亡くなってしまう。
埋葬されたという森に忍び込んたキャロルは、そこに1本の木を見る。それは木と同化し、木そのものになった姉の姿だった。

周りの木々を見ると全てかヒトで、要するに森の木々は町の人達で出来ている、文字通り「人柱」だったというわけだ。

これだけ読むと恐ろしくて全く酷い話。

…が、
ここに「ウィルマ婆さん」が出てくる。
病で伏せているということらしいが、キャロルが部屋を覗くと、なんと土の上に座っている。
女性が食事ですよ〜と運んできたのは、桶いっぱいの水だ。ウィルマ婆さんは「それが一番の楽しみだよ」と、桶ごと抱え上げて一気飲みするのだ。
そして数日後、ウィルマ婆さんは亡くなり、埋葬のために森へ運ばれてゆく。

まあ、「そういうこと」なんだけど、
注目すべきは、そこに悲壮感が無いこと!
ウィルマ婆さんは明らかに、木になって森に入ることを受け入れているように見える。周りの人もそれを一種敬うかのように接していると思うのは、私の読み違いだろうか。

森には「ソロモン」という、こりゃど〜見ても魔物としか思えない化物の木がいる。森の支配者であり、創造主だ。
森と町の関係がどのように始まったのかはわからないし、長い時代の間では無体な事も行われたと思う。
でも、もしかしたら、この町には、
「いずれは木になって、町を、親しい人を守る」
という歴史が根付いていたのではないか?
年を取る。
病に侵される。
そういう者から順に森に入るのだ。その人間は敬われる存在だった。森は大切にされ、大きく強くなった時代があるのだ。

なんか、荘厳。

そういう思いでなきゃ、何百年も森も町も保たないよね。
そうやって続いてきた森が、今、壊滅の危機にあるという。
なぜか?

キャロルの姉さんは全く予定外の事態で木になってしまった。周りの者も、何より一番本人が納得できていないだろう。

そんな人間(…木か?)が、体を張って町を守るか?

そう。
時代は変わり、今の町の森は、そんな不本意で木になった(された)人達が増えてしまったのではないか?
そもそもキャロルの姉さんは「かけおちした」…とある。かけおちまでしたにしては、夫婦仲が全然よさそうじゃない。
これはひょっとして、彼女の消息を訪ねてくる者などがいないように仕組まれた計画だったとか。

こんな話は漫画の中にはカケラも語られていない。
全て私の独断による深読みだからね〜。

物語は過去最大の砂嵐が襲ってきて、森も町も飲み込んで終わる。奇跡的に救出されたのはキャロルのみ。
あ〜怖い話だったね〜だけでは終われない、複雑な余韻があった。

例えばだ。
町を守る…という強い意志を持った木々なら、最後の砂嵐にも勝てたろうか?
町を滅ぼしたのは、結局は、意志の問題か?

ん〜?なんか思い出すこと、
あるなあ。

劇場版銀河鉄道999の、機械化惑星。
反機械化の意思を持ったまま部品にされた者達が、惑星を崩壊させるアレだ。

考え過ぎ?
うん、そういう気もするね。

もうひとつ、考え過ぎなことがある。
木になりかかっているウィルマ婆さんが、水をガブ飲みするシーン。
植物なんだから、水、欲しい。
まあ、わかる。
でもなんか、ちょっと短絡的じゃね?
だからつい、
これまた思い出しちゃうんだな。

「ザ·フライ」。
転送装置のミスでハエになっちゃうあの映画。
段々と体の中でハエが優位になってくるブランドル博士は、俄然甘いものを食べ始めるのだ。

ハエは甘いものにたかるから…かい?

めちゃ、短絡的だろ。

しかもこの博士、
「最近は考えることまでハエになってきた」
みたいな発言をなさる。
ちょっと待てっ!

ハエの考えてることって何?

甘いもんのことか?
何かにたかることか?
たかる「アレ」を探すことだったりしないよな、まさか。

私はこのシーンのせいで、「ザ·フライ」にB級ランクを付けてしまった。

いやいや、
「みどりの炎」はA級ですよ、間違いなく。

リンリンちゃんの漫画についてダラダラ語ってたら、思いっきり「ファラオの墓」に脱線したけど、まあ、いいか。

美内すずえの漫画。初めて意識して読んだのは「13月の悲劇」。
私は怖い本やテレビを見たら夢にうなされて徘徊する癖があったので、こういう危なそうなのは親に隠れてコッソリ読んだ。読むなよ…。

でもまあ、宗教系のオカルトものは子供の「怖い」という感覚には馴染みがないのか、結構無事クリア。
私が子供の頃に読んだ漫画で一番怖いのは
…「赤んぼ少女」なのだ………。



美内先生の漫画で驚きだと思うのは、

その、絵柄。

「13月の悲劇」の時から、絵柄の雰囲気がほとんど変わっていない気がするっ!

プロでもアマチュアでも、描き続けていれば絵は絶対に変わるよね。意識して変えることもあれば、無意識で変わっていくこともある。
私も学生時代は同人誌やらサークルやらで絵の交流してたけど、仲間内ですら絵柄はみんな、どんどん変わったし。

それが、美内先生の漫画では、めちゃくちゃ絵柄の振れ幅が小さいのだ!

あの当時から、すでに完成されているってことでOK?!

だから昔の漫画を今持ち出してきても、ほとんど違和感がない。
「ひばり鳴く朝」。
これを読んだのは美容院か医院の待合室だった。そこにあった雑誌だから特に気にもせず、最新号ではなくても、それほど古い号でもないと思っていた。

随分後になって、美内先生の作品年表を見た。

かなり古い号だった!

「パンドラの秘密」よりも
「13月の悲劇」よりも前の作品だったとは。

昔、お世話になったある絵描きの先生が言っていた。

絵を描く技術は二段階

ひとつめは
頭の中に出来るだけ鮮明に、描きたいものをイメージする力。
ふたつめは
そのイメージを紙に写し取る力。
まずはイメージが貧相なヤツはだめ。そしてはっきりイメージできないヤツの絵は長続きしない。

美内先生は、きっとこのイメージが鮮明に確立されててブレがないんだろう
……とエラそうに勝手に解釈してたりしマス。
どう客観的に見ても、良くない方にずんずんブレてく作家さんって……      



いるやん(ボソッ)


さて、その「ひばり鳴く朝」。
内容に相当衝撃受けたけど、同じようにショッキングだったのは
「孔雀色のナリア」。
入れ替わりを完遂させるために殺した相手の顔を焼き、自分と同じケロイドを付ける。
今考えると、それじゃダメよ〜だけど、とにかく殺された子の顔が怖かった〜。

あの「孔雀を殺してすり替わったカナリアの話」は実在する童話なんだろうか。
読んでみたいと図書館へ探しに行った人も、もしかしているんじゃないか。

そう。
エステーリア戦記」騒動だ!←大げさ?

竹宮恵子の「ファラオの墓」に「エステーリア戦記」なるものが出てくる。
その中で「ネスパの戦い」と記述される「史実」に添って、サリオキスとスネフェルの直接対決が展開される件がある。
記述を読み上げるようなナレーションが入り、二人の姿と思われるエジプト絵画も出る、まるで「歴史秘話ヒストリア」。
砂漠の鷹…こと、サリオキスとの戦で、ウルジナの王スネフェルは自ら鷹の陣に潜入。軍議の場を発見し、その後単身になったサリオキスに斬りかかるというものだ。 
で、「ネスパ」ってなんだ?😰😰
あの戦のあった地名。時代?

さらにもうひとつ。
サリオキスがウルジナに捕らえられたと判断したアビドスの王女アウラが、本国へ援軍を要請するために通常馬で3日はかかる距離を1日で走破した。エステーリア戦記に残る愛の記録「奇跡の砂漠越え」だ。

これを見た読者が図書館を訪れ、エステーリア戦記を探す事態が勃発したらしい。
図書館員もその歴史書が何か思い当たらず、詳しい情報を竹宮恵子自身(または編集社か?)に問い合わせて来たという。

けっこー有名な話だよね。

少女コミックの紙面だったか?
竹宮先生が、
エステーリア戦記は私の創作です」
と異例のコメントを出していたのを覚えている。
わざわざそんなことを言わなきゃいけないほど、図書館に行って館員さんを困らせた人がたくさんいたんだろうと想像すると、なんかちょっと笑っちゃうけど、
実は私も「史実か!?」と思った瞬間はあるなあ。
図書館行きをしなくて済んだのは、友人のひと言だった。
「あれへんわっ!」。

…にしても、冷静に今考えると、この「奇跡の砂漠越え」はアカンよね。
戦闘の真っ只中、アウラは誰にも相談せず、誰にも告げることなく、ただ一騎で故国アビドスに向かって駆け出す。
戦闘、指揮、自軍の兵。すべて置き去りとはまるでどこかの最後の将軍。違ったのは鷹の軍の長老が全てわかった聡い人で、アウラを信じ、全軍を引いて援軍を待ったことだ。
「奇跡」と言うならこっちだろ。

そしてさらにだ。
アビドスに着いたはいいけどボロボロヨレヨレで
街中を通り、挙句はそこで気を失う。話によれば乗っていた馬はその場で倒れて死んだらしい。
彼女は王女。しかも第一王位継承者で、アビドス軍の総指揮者として出陣したのを国民ば皆知っている。
その彼女が供も連れず、単騎でボロって帰ってきた!国民を不安にするだろ。見せるべき姿ではない。
私としてはあそこは最後の力を振り絞って、毅然と街を通り城に入って欲しかったなあ〜。


……って、あれれ?
リンリンちゃんの漫画を語ってたのに、めっちゃくちゃ脱線してるやん。
ファラオの墓は別途ゆっくりダラダラしたかったのに〜。 

脱線ついでに言っちゃおう。
昔の漫画って、今考えると突っ込みどころ満載よね。
それが悪いってんじゃない。むしろ今、それを突っ込んであれこれ話すのは楽しい!
でもふと思うのよ。
この「突っ込みどころ」に気付くのは、私が大人になったからか?時代が進んで世の中がいろいろ革新しているからか?

なんでこんななこと考えちゃうかと言うと、
今やってる新作の「キャプテン翼」だ。
私の友人58才、キャプ翼初見のオトコが毎週言うのだ。
「あれ、突っ込みどころ満載じゃなくて、突っ込むところしか無いけど大丈夫?」

大丈夫…とは、何か大丈夫なのか。

あの漫画がその昔、世界中の子供達に絶大な人気を誇り、あれを読んでサッカー選手に憧れた者をたくさん生んだことは承知だ。
でもあれから何十年も経っている。

「サッカーが定置してW杯が身近になった今の子にも通用して、また夢を与えられてんのかな」

実は私も同意見。

昔のアニメが再放送され、懐かしさを持って突っ込みながら観るのと、
新作を突っ込むのとは、
やはり違うよね。
初見のおっさんがあれこれ言ってるのはとても楽しそうだからほっといていいけど、初見の子達にどう映ってるのか、興味があるところ。

そんな具合で、ヤマト2202がとてもしんどくなってきたわ。














 

ヒゲクマさんの漫画 について、ダラダラ。2

花とゆめが創刊されて暫くは、別マから浮気して少女コミックを読んでいた。
だからスケバン刑事のヒットには乗り遅れた。なんとなく…だけど、サキが一番最初にヨーヨーのフタ開けて警察マーク出して
スケバン刑事 麻宮サキ
と名乗るシーンの記憶はある。
当然ながらおもちゃのヨーヨーも振り回したけどね。

和田慎二の漫画…と言われて必ず頭に浮かぶのは、

「姉貴は年下」

別マに掲載された読切だ。
レア?
前号に予告された時に「この不思議なタイトルのワケは読めばわかる」……みたいな宣伝文が入っていた。
いや、別に不思議じゃない。兄の結婚相手が自分より年下ならそうなるだろ。
予告を読んでそう思った。

で、

その通りだった!

なんか、勝った気がした。だからはっきり覚えてるんだわ(笑)。

兄貴の彼女として紹介された女性は、自分より年下で、結構かわいい。なんか、ドロドロになりそうな設定だけど、ほのぼのホームドラマだった。

兄貴好みになりたくて彼女は髪を短く切り、快活なフリをする。兄貴が何気なく言った言葉を真に受けたらしいけど、兄貴は本当は長い髪で控えめな女性が好きだった。
そういう二人の些細な行き違いに気を揉む話だったと思う😰。

ラストシーンはすべて丸く収まり、
「また伸ばし始めた髪を見て意味ありげに笑う俺」と、そんな視線に「バカ…とバツ悪そうに照れる彼女」が描かれていた。
そして「式の日は晴れるといいな。幸せになれよ、幸せに」と、ハンモックで揺れながら独りごちる主人公で終わる。

いい話だ〜〜。

私には兄貴がいないけど、姉貴がいた。

兄貴は年下……

は、無いな、と思った。シュチュエーション的に。

和田慎二の漫画はアクションやサスペンスが多いし、そういうのももちろん好きだけど、ほのぼののんびり系も捨てがたいのだなあ〜。

くまさんの四季

とか、

わが友フランケンシュタイン

「サイラス」という名前を使ったこともある。自分の作品で。
ただ、ああいう話はたいていラストか悲しい。騒動が終わった後には、主人公の姿はないパターン。
解決しては去ってゆく。

超少女明日香はそれ、極まれり。

話か戻るようで申し訳ないけど、
劇場版の超人ロック
全体の出来はまあ、今更触れないとして、ED曲の「星のストレンジャー」は好きな曲だ。
あの曲と共に流れる一連のシーンも、なかなか胸に来るモノがある。

ああ、ロックはトアの牧場には、もう帰らないのだろうか。

切なくなるよね。

希望としてはあの最後に、
ロペスさんに預けた犬が駆け出し、暗闇の中を近づいてくる人影……な〜んかを映してくれてたら、
涙腺緩んだかも知れない。

私はあくまでもハッピーエンド主義。ラストはみんなで大円団派なのた。

明日香が最後に去ってゆくのは、お決まりを通り越してなんかもう疲れる〜。実はそれもあって、途中までしか読んでいない。
最後の最後はどうなった?
結局一也とはくっついたのか?どうなんだ?


全く、本気で巻き込みたくないなら関わるなよ〜って。

明日香はメリー・ポピンズをイメージしたというのは有名な話だけど、まあ、メリー・ポピンズも同じ家に戻ってくるからなあ。
「帰ってきたメリー・ポピンズ」。
読んだのは小学生の頃だ。
映画も観たけど、メリー・ポピンズが最初から明るくて朗らかなのがちょっと違和感あったなあ。
普段の無愛想風な様子と不思議な世界とのギャップが魅力だったから。
明日香が家政婦の「ちんくしゃ」から変身するのも、その辺りのギャップ狙いなのかと思ってる。

ああ。

次こそリンリンちゃんの話をしよう。

先日のニュースで中国の町を襲った砂嵐の映像を見た。
それで記憶がフラッシュバックした漫画があるのだ。

美内すずえ
「みどりの炎」。